発生時刻 : 平成19年7月16日 午前10時13分
震 源 地 : 新潟県上中越沖(深さ17km)
マグニチュード : 6.8
震 度 : 柏崎市・刈羽村(新潟県)→ 震度6強
小谷谷市(新潟県) → 震度5強
午後1時30分現地到着。2時間半の予定で視察、原子炉は7号機まである。地震発生により機動操作中の2号機、定検運転中の3号機4号機、7号機において原子炉が自動停止する。原子炉の停止(未臨界)に必要な制御棒駆動設備、原子炉の冷却に必要な原子炉冷却系統設備等、安全上重要な設備においては、これまでの目視点検では損傷は確認されなかったようだ。
また、発電所施設のうち、変圧器、排気ダクト、構内道路、事務所等に損傷が確認されたとのことである。それにしても、止める・冷やす・閉じ込める機能については、現代科学の枠を集めた施設ではあるが、しかし、現代科学の技術を集めたとしても、いかに自然の力の前では無力にひとしいかがよくわかる。
柏崎刈羽原子力発電所は長細い形をした新潟県のほぼ中央部に位置し、柏崎市と刈羽村にまたがる約420万ku(東京ドーム約90個分)の敷地に沸騰水型原子炉(BWR)110万KWが5基と世界初の改良型沸騰水型原子炉(ABWR)135.6万KWが2基の合計7基が運転されている。
7基の合計出力は821.2万KWで世界最大の原子力発電所でもある。東京電力管内で使われている電気の約20%を占めており、約50万ボルト送電線2ルートにより供給エリアへ送電している。そんな状況の中で原子炉内部まで見学をさせて頂いたが現在は可動停止中である。原油高のあおりで電気代を考えると早い時期の再開が求められる(東北電力でもこの発電所から電気が送電されている)。午後4時30分発電所を後にした。県議会に到着したのが午後9時20分である。強行軍の視察であった。

