2008年04月18日

マイナス補正(2008年4月18日)

 サブプライム問題に端を発した世界経済の減速は国際金融に影響を及ぼし、3月半ばには急速な円高をもたらしたことは言うまでもない。政府も景気の踊り場入りからやや減速へと次々に下方修正し発表している。

 2008年度の企業収益の減速はほぼ確実であり、法人税の税収の減収は避けられない。法人税収も1月は、前年比2割減となっている。円高の中で自動車等の輸出産業からの税収も当然減ってくるであろう。歳入見通しも必然的に下方修正されることは間違いないであろう。実態経済が大きく変化してきている。

 3か月前とは状況が激変してしまった。私達の生活環境も厳しくなってきている。08年度予算は昨年末の経済見通しに基づいて作成された。その後に道路特定財源問題や人事で政治が揺れる間に経済実態は大きく変化している。

 07年度の実績見込みがこれだけ変化すれば、資金調達や計画もそれに応じて変えなければならないと思う。民間企業では当たり前のことである。そういった観点からは、08年度に減収となることがほぼ確実視されることから、その分だけ歳出を削減する“マイナスの補正予算”を組む考え方があってもおかしくはないのではないだろうか。

 通常「前年度予算比?%増し、ないし減。」と発表されるが、これを民間並みに、次年度予算は足元を正確に表す「実績見込み比」で表示すべきという考え方に立つことが必要ではないだろうか?きめ細かな制度改革を行い“限られた税収を大事に使う”という大前提に立つことが必要ではないだろうか。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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