2008年03月17日

再生団体(2008年3月17日)

 宮城県では、1999年に他県に先駆けて財政危機宣言をし、ありとあらゆる努力をしてきたはずである。財政状況を示す中期見通しが、この度明らかにされた。
 
 各国経済成長率に応じて、2つのパターンが作成されている。1つは政府の試算通1.9〜1.3%で推移した場合である。その場合、財源不足累計額は、1,097億円となる。成長率0%では1,344億円となる。若干の成長率を見込んだ場合は09年から12年度までの単年度財源不足額は170億〜345億円に上る。背景的には、ここ2年の村井県政の県税見込み違いや、社会保障費等…の問題がある。

 予算委員会でも質疑をさせていただいたが、新財政再建推進プログラム(06〜09年度まで)に基づき歳出抑制に努めてきているが、現時点では巨額の財源不足を埋める見通しは全く言っていない。プライマリーバランスの健全化を言ってきたが、逆に悪化する一方である。平成20年度決算から適用される地方財政健全化法に照らせば、本県の場合、単年度の赤字が165億円超で早期健全化団体であり、220億円を超えると財政再建団体へ転落となってしまう。「職員数削減や給与削減の努力は民間から見れば正直まだまだと思われる。今こそ思い切ってメスを入れなければならない」と申し上げているが。

 国の地方財政収支の仮試算等が示される8月頃に本年の税収を含めた歳入予測ができる。「がけっぷち」からの転落を防ぎたいとのことではあるが、本当にここまで来てしまった。ありとあらゆる知恵が必要である。批判だけでは済まない。真剣に考えていきたい。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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