杜甫の詩に“好雨時節を知り、春に当たって乃ち発生す”というものがある。よい雨は降るべき時節をわきまえていて、春が来ると早速降り始める。そして万物を潤す春の雨のうれしさを詠じた詩句と言われている。
杜甫のこの詩の題名は『春夜雨を喜ぶ』という風になっている。
“好雨時節を知り、春に当たって乃ち発生す。風に随って潜に夜に入り、物を潤して細やかに声無し。野径雲倶に黒く、江船火独り明らかなり。暁に紅の湿う処を看れば、花は重からん錦官城”
となるそうだ。錦官城とは現在の成都市を指すそうだ。杜甫50歳の時の作である。さすがは芭蕉も尊敬する詩人である。感性がすばらしいの一言である。
夕方5時半より、会派の懇談会が行われた。五橋の『岩沼屋』という料理屋さんである。この主人と、20年来の友人であるが、初めて離れに伺った。これまた昭和2年築という少年時代を思い出させる風情豊かな建物である。ゆったりとした気分で懇親を深めさせて頂いた。

