日本国内に存在する外国人は1990年代以降、増加傾向にあり、2000年からの5年間で24.5万(18.7%)も増加をしている。05年10月時点では、155.6万人と、総人口の1.2%を占めるに至っている。
これにつれて、日本での外国人の婚姻も増加している厚生労働省の調べでは、06年1年間に日本の区内で生まれた外国人(父・母どちらも外国人)の子供(嫡子でない子を含む)は12,188人。この出生数は日本人の出生数が減少傾向をたどっているのとは異なって、ここ10年間は年間1,200人前後の水準を維持し、総出生率に占める割合も上昇している。父母の国籍の組み合わせが多いのは、中国人同士が2,035人、ブラジル人同士1,887人、韓国・朝鮮人同士1,527人などである。なおフィリピン・タイに関しては、日本人男性と両国女性との組み合わせが多く、同国人同士は少数派になっている。
日本における日本人の人口が自然減少に転じる中で、自然増加の幅が相対的に大きい外国人の動向は人口動態の面からも注目されている。子育て支援にも外国人を含む多様な層を広く対象として、育てやすい環境づくりが今後求められてくるのではないだろうか。

