日本では立春から10日過ぎた今ごろまでは、まだまだ圧倒的な冬将軍の支配下にある。私が小学校の時代には、よくこの時期に「台湾ぼうず」という低気圧の影響で台風並みの寒風が吹いているのを記憶している。
しかし、72候でいうと「魚氷に上る」と言い、氷が少しずつ解けて、その解けた穴から魚が氷上に飛び出してはねてくる。そんな季節になると言っている。小鳥や昆虫たちも、そして氷の中の魚も道ばたの雑草もたしかに厳寒の中でも確かな春の予感を感じていることだろうと思う。
風は冷たくとも、テレビを見ると各地で梅祭りや早春の祭りの始まりを伝えている。梅田川の南に面した堤防には、ふきのとうの芽が見られるようになってきた。また、小鳥たちのさえずりも、楽しさを増しているような感じである。
そんなことを考えながら車で移動していると、また雪が降りはじめてきた。これから仙台市老人福祉施設等5団体との懇談会である。昨年制度改正が行われ、介護現場は非常に厳しい環境にある。現場の認識を新たにしたい。

