2008年01月17日

新世紀維新(2008年1月17日)

 堺屋太一さんの小説「平成30年」の一文を紹介したい。この小説は今から10年ほど前に執筆されたものである。この始まりは「何もしなかった日」。税制や行政組織等は何度も改革されているが、しょせんは「盲腸の手術」程度で抜本的な体質気質の改革は行われていないというのである。 今、日本に必要なのは人類文明の知価社会化に対応した明治維新型の体質気質の変革であるそうだ。

 @ 国家が全ての権限を持つ中央集権体制から国民の自助と自治を基本とする道州分立制に変える。国の権限は外交・防衛・通貨管理・国家プロジェクト等に限る福祉教育・公共事業は地方自治体の仕事だ。
 A 東京一極集中の政策や規制を全廃、公共事業の先行利益をも解消、全国各地が公正かつ自由な善政競争ができるようにする。
 B 資源エネルギー多消費型の職住分離の用地規制を廃止、エコロジカルな「歩いて暮らせる街造り」

 の3項目だそうだ。いずれも武力も財源もなしにできることだ。問題は1つ、指導者と国民多数がやる気になることだそうだ。ム・・・・・・・・・とはいえ、こんな大改革はそう簡単にはできない。そこでそれを実現するには会社全体の倫理と美意識を変える必要があると言っている。

 @ 官僚依存の発想をやめる。
 A 永年不変ばかりを礼賛する発想をやめる。転職も転宅も悪いことではない。流行を生み出すのは価値創造だそうだ。
 B 外国を恐れる発想をやめる外国の資金や情報、企業や人材を導入し活用すること。

 皆さんどうであろうか、会合を回りながら車中で新世紀維新を断行せよという言葉に夢中になった。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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