2007年12月23日

庶民の財布(2007年12月23日)

 厳しい人件費カットが奏功して企業は強く立ち直ってきた。しかし、後遺症も大きい。バブル後の不況から脱出するため、企業は必死でリストラを進めた。その的になったのが「人」、つまり人員整理だった。新卒採用を抑え、派遣や請負により業務を急激に外部化した。そして、社内では徹底した成果主義を導入して特に中堅層と言われる人々の給料を抑制したのである。

 そして、今ここにきて人材の力で勝負すべきこの時に人材の劣化が進んでしまった。「仕事のノウハウを伝えて後輩を育てるシステムが機能しなくなり、働く意欲も低下した」とは、経済人の話である。「人を育て社員の力を十分に引き出すには、雇用を長い目でみる必要がある」とは百貨店経営者の話でもある。

 数字上では景気が回復し、一部の企業では人手不足の環境が一変したことも手伝いリストラ路線から方向転換する企業も出てきている。

 今日はクリスマス・イブのイブの日である。日曜日ということもあり、仙台市内の中央部は人で混雑している。景気の良い話は聞くが、給料が上がったとはあまり聞かない。庶民の財布も果たして堅いのだろうか?クリスマス商戦の結果はいかにである。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/74618715

この記事へのトラックバック