2007年12月20日

哲学者風?(2007年12月20日)

 “歓楽極まって哀情多し”師走も後半である。「御年とり」とも言われる時期である。喜びや楽しみが極まってくると、かえって一種の哀しさを覚えるものだというのである。若い若いと自分自身で思っていても、私も、もう来年は48歳である。(こんなことを言うと先輩諸兄から“おしかり”を受けるが)

 しかし、若さがいつまでも続かないのが人生である。やがて誰もが年を取るものである。そんな時に誰しもが思う気持ちを表しているのがこの詩である。この詩の後に続く句は、“少壮幾時ぞ老いをいかんせん”とある。

 漢の第7代皇帝「武帝」が、地方を行幸したときに地方の地の神を祀り、酒宴を催いた折に作ったと言われる詩の一説である。漢の武帝は、皆さんは知っての通り、漢帝国の中興の祖であり、国威を宣揚した大皇帝であった。以前、中国西安(昔の長安)を旅行したときに西安市の郊外にある山(遺跡)の中で一際大きいのに驚かされた、その万能のワンマン皇帝でさえ、楽しみの影に忍び寄る哀感は、いかんともしがたかった。それが人生というものであろう。とこの本にかいてある。読んでいるうちに私自身も哲学者にでもなった気分にさせられてしまった。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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