もう霜月も明日で終わりである。早いものでもう師走なのだなぁと机にむかっていると、ある冊子にこの時期にふさわしそうな詩を発見した。叙情的な詩なのでついほのぼのとしてしまったので紹介したい。
“時の流れと歳終の月”という題である。
大好きな人と 大好きなことを
好奇心旺盛に 個性豊かに生きてく
こころ逡巡する時も 僕はこうやって生きてきた
これからもこうやって 時の流れに染まって歩いていこう
重ねていく齢に思いを込めて この坂をおだやかに下っていこう
長じてゆく今 こうやってこころを支える力にしていこう
歳々年々背負う背景も 同じではないけれども
閑寂な 落日の光芒の美しさとともに
時は、全ての人を 歳終へと誘う
平塩 清種さんの詩である。
師走の時期にふさわしい詩ではないだろうか。忙中閑ありである。

