2007年11月25日

風林火山(2007年11月25日)

 毎週日曜日の午後8時からの大河ドラマ風林火山だけは、余りテレビを見ない私だが極力見るようにしている。
 武田信玄が好きだからとか戦国時代に魅力を感じるからという理由だけではなく、孫子の“風林火山”の言葉をなぜ信玄が用いたのかが気に掛かり、毎週欠かさず見るようにしている。

 中国の「十八史略」の中に“水を背にして布す”という話がある。敵を前にし、川を後ろにして陣を布く。退けば川に落ちてしまうので絶対に後退できない。決死の態勢を言う時によく使われる。漢の武将韓信が趙を攻めた時の戦いで、趙は大軍をもって峡谷の出口に城を築いて待ち受けた。

 すると、韓信は主力軍を川を背に陣取らせた。趙軍は漢軍の布陣を見て一気呵成に進んだが、漢軍は死にもの狂いの働きをして、ついには趙軍を殱滅した故事によるものだ。別名“背水の陣”とも言われる。こういった中国の故事が、あの戦国時代には既に日本に伝わり、その言葉の通りに戦を進めていたとは、正直驚きではあるが、あの時代の情報力もすごいものだと感心させられる。

 そういった視点や興味でテレビを見るのも楽しいものだ。皆さんはいかがでしょうか。

posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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