そして東京駅から京葉線に乗り換えて40分、海浜幕張で下車して徒歩5分、千葉市のアパホテル&リゾート東京ベイ幕張に着く、道路を挟んで向かい側は千葉ロッテマリーンスタジアムである。
午後4時からの披露宴は、新郎拓氏の専務就任記念式典をも兼ねた宴である。政財界の重鎮や親族関係者の他に、スポーツ・芸能関係者ら約800人の出席のもと盛大に催された。フジサンケイビジネスアイ熊坂隆光社長夫妻の媒酌人ご挨拶に引き続き、新郎側を代表して元首相の森喜朗氏の祝辞、そして新婦側の代表は宝塚歌劇団理事長小林孝一氏に始まり、乾杯は前自民党幹事長中川秀直氏である。
司会は、フジテレビのアナウンサーでお馴染みの露木茂氏である。それにしてもこれだけの結婚式は、後にも先にもこれが最大級であろうと思いながら、ただただ、驚かされるばかりである。
二人が出会ってから10ヶ月だそうだ。遠距離恋愛を育み続けてきた。「彼女を見た瞬間、運命的なものを感じた」とは、新朗の言葉。「ご両親や周りの方への感謝の気持ちを忘れないすごくしっかりした方」と感じたものの、しかし、「宝塚歌劇団に入団して6年目。宙組に所属して数多くの舞台を踏み、周囲の期待も高かったが、拓氏と話し合い決断した」とは、新婦の言葉である。お二人とも本当にお似合いのカップルであった。
私の座った隣のテーブルには、あのスカルノデヴィ夫人が・・・つい軽い乗りで「デヴィ婦人、テレビでよく拝見しております。若くてお美しいですね。仙台の菊地文博です」と名刺を出してしまった。「あ〜ら、仙台の県会議員さん」とは、いつもの調子の口調である。「名刺がなくなってしまったので後ほどお手紙を書かせていただくわ!」とのことである。
しばし、私の住む世界とは何となく違うなぁと感じながら、夢ごこちで帰路に着く、自宅着は午前0時25分であった。

