車で走りながら空を見上げると、空は真青に晴れ上がっているし、田舎地帯は見渡す限りの広がりを見せている。
“天は蒼々(そうそう)たり、野は茫々(ぼうぼう)なり”という中国の斛律金(こくりつきん)「勅勒歌(ちょくろくか)」という歌が頭に浮かぶ。
勅勒(ちょくろく)とはトルコ系の少数民族の名を示すそうだ。これは、勅勒族の民謡で、もともと鮮卑語であったのを民衆が漢語に訳したものだそうだ。シルクロード付近、吸い込まれそうな青空の下で牛や羊を放牧する風景がいかにものどかに伝わってくる。
昨年の中国敦煌(とんこう)視察を思い出す。いつしか旅心がわいてくる。次は敦煌より西城の新境ウイグル自治区の視察を計画している。キルギスタンとの国境の町カシュガル等、楽しみだ。

