2007年07月20日

アクセルを踏みながらブレーキを踏む(2007年7月20日)

 今日は、月に1度の定例会の常任委員会が開催された。『みやぎ発展税』の導入についての説明があった。国から地方への税源移譲がなかなか実施されず、地方交付税が大幅に削減され、深刻な財政危機に直面している。県が中期財政見通しを示す中で財源の不足額は、2006年から2010年の4年間で2,267億である。そのうち08年から09年の2年間で1,247億の不足が見込まれている。

 知事曰く「どう見ても税源が足りない中で、あえて火中の栗を拾う選択をした」と説明する。なぜ増税にこだわるのか?それは「富県戦略」実現のためだとその目的を言うが、深刻な財政不足しかし、県内総生産10兆円にする目標値を定めている。ブレーキを踏みながらアクセルを踏むような禁じ手と私は感じる。

 その上、知事としての存在感がない上に次の知事選での再選が危うくなるそんな心境から決意したようにしか受けとめることができない。その上説明も原稿の棒読みである。

 『高き屋に のぼりて見れば 煙(けぶり)立つ 民のかまどは にぎはひにけり』

 仁徳天皇が高殿に登って国のありさまを見わたすと、民家のかまどから煙が立ちのぼっている。民の生活が成り立っていることをうれしく思うという通釈である

 どの家でもその日に食べる食料すらなくなり、人々は飢えに苦しんでいた。仁徳天皇はカマドに煙すら上がらない民の生活を見ていたく嘆き、いそぎ税を向う3年間は取り立てないことにした。そして宮殿の改修などに人力をさくことを中止し、食料の生産高をあげるべくさまざまな事業に専念した。その結果3年後にはどの家々からもカマドの煙が立ち昇ったとの故事にちなむ歌である。

 今のリーダーに求められているのは、こういったことではないだろうか。
posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「実力もないのに引き受けるから・知りもしないのに知ったふりをするから・持ちもしないのに持ったふりをするから・まごつくのです」と言う言葉を思い出しました。原稿を棒読みとは・・・気取った言葉でなく、自身の心で・言葉で発してほしものです。迷える時期も人間だから それはあるでしょう。しかし、政治家たる者、しっかりした方向性をもって国を引っ張っていってほしいものです。菊地議員 !
Posted by 県民の願い at 2007年07月23日 13:32
前回コメントで、菊地議員! で切れてました。失礼致しました。書き足します。菊地議員!のように、本音で・自分自身の言葉で発してもらいたいと願っております。菊地議員ならば、原稿棒読みはないでしょう。議会ホームページでの議会答弁の迫力を見ると!これからも応援しております。
Posted by 県民の願い at 2007年07月23日 18:58
 ありがとうございます、今私に出来る事を精一杯頑張って参ります。恐れず、怯まず、捉われずの精神でしっかりとものを申してまいります。
Posted by 菊地文博  at 2007年07月23日 22:40
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