いくらおいしそうに見えても、食べてみなければ、その味がどうかはわからない。
全てにおいて、物ごともこれと同じようなものである。学習し、学んでみなければ、その良さを理解できないはずである。一種の実証主義でなければ、政治も成り立たないのではないだろうか。
5000万件に上る「消えた年金」。社保庁の試算では、時効で泣き寝入りした年金は“少なくても”約950億、対象者は約25万人というが、国民の関心は高い。
たった5時間の審議で『年金時効撤廃特別法案』を委員会で強行採択。年金記録の漏れを受給者が申し出ても、漏れた金額を正確にはじき出すのは、まず不可能だろう。
何十年も前の保険料支払いを証明する領収書なんて持っているわけもないと思われる。長引く不況で勤めていた会社が倒産していればどうにもならない。
それでも社保庁に古くからの記録が残っていれば何とかなるが、昔の台帳はコンピューター化と同時に破棄された可能性がある。「救済」とは言うものの「証拠なし」でOKとなれば、詐欺まがいが横行してしまうのではないかと危惧してしまう。
あの方は実態社会を理解しているのか疑問に思ってしまう。

