2007年05月22日

土曜授業復活(2007年5月22日)

 学校の完全週5日制はすでに6年目に入った。社会的にもほぼ定着した。多くの家庭では子供の土曜休みを前提に週末の計画を立てているのが実情だ。これを元に戻すという考えが出てきている。これは、ただ単に土曜授業復活といったことだけではなく、家庭や地域への影響は大きいと言わざるを得ない。

 教育再生会議では公立学校の「完全週5日制」を見直し、土曜日の授業を一部復活させる案が、浮上している。学力の底上げを進める為の具体策として検討に値するが、様々な副作用が予想され、実現するには解決すべき課題も多いと思う。国民的な議論が欠かせないテーマであることは確かである。

 1992年にまず月に1回の土曜日休みで始まった学校の週5日制は、95年から月2回に増え、2002年から完全週休2日制となった。文部科学省は週5日制によって子供たちが家庭や地域で過ごす時間が増え、社会体験や自然体験を充実させられると説明してきた。また、社会的にも企業や官公庁も週休2日制となり、学校の週休2日制も世界的な流れとなっている。

 しかし、問題は「ゆとり教育」の名の下に進められてきた週5日制で授業時間や学習内容が大幅に削られ、学力低下を招いてしまったことである。

 文科省は土曜日に地域で学びの場を提供する『子供プラン』の推進を計ってきたが、むしろ一部では塾が学校の受け皿になっているのも事実であり、十分に機能は果たしていない。「ゆとり教育」「学力低下」この問題解決のため、単純に土曜授業復活などの拙速は避けるべきだし、充分な調査と検証も必要だ。
posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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