政治家の親が亡くなり、その子供や家族の中から出るという発想は、公の職を私有財産化するものであり、私自身は基本的に疑問に思っている。政治家を志して親の秘書をしたり、政治に関わる仕事をしたりして、心の準備をしての出馬はまあまあ許容範囲であるが・・・・・・・・・・・・・・・。
今回の長崎市民は賢明な判断の下で新市長を選んだのであり、その市長の手腕と力量に4年間を託したのである。しかし、亡くなられた伊藤一長市長の娘さんで今回立候補された横尾誠さんの奥さんである優子さんがテレビで次のようなことを言っていた。
「父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」
このコメントを聞いて腹が立ってしまったのは私だけであろうか。大きな勘違いをしているのではないだろうか。亡き伊藤一長市長は天国でさぞかし嘆いておられることだろう。生まれもって市長の娘だということ、そういう錯覚は慎まなければならない。

