控室に戻って、老子の格言の冊子を見ていると、ふと目についた言葉があった。
知る者は言わず、言う者は知らず 本当に知っている人は、その知識をひけらかさないし、知識をひけらかすような人は本当に知っているのではないと言う例えである。
つまり、口の軽い人や、知ったかぶりをしてまくしたてる人物は知識が浅く、たいしたことはないというのである。果たしてそうなのだろうか?言多ければ必ず失うと言われるとおり、確かに言葉の多い人は失言も多い。現代社会でもよく失言する人はだいたいにおいて多弁である。
言葉数が少ないほうが重みがあって、寡黙な人には案外真の知者がいるものだと書いてあったが本当にそうであろうか?説明責任が問われる時代、どっちが良いのだろうかと私なりに迷ってしまった。

