既存の政治や行政に対する県民の不信、不満の表れであったのだろうか。『しがらみ』のなさで選択したというのが宮崎県民の声である。
今から14年前、ゼネコン汚職時に知事が逮捕された。見直し選は低投票率となり、私自身も当時の副知事だった候補者の選車に乗って連呼したが、県民にはしらけムードが漂っていると感じたのを思い出した。
今回の宮崎ショックは、30年ぶりに高い投票率になった。住民との対話を重視し、自ら掲げた政策の実現にまい進してほしい。巨大な権限を握る知事だからこそ自らを厳しく律していくことが大事だし、そう願いたいものだ。
今、地方に求められているのは、言動の揚げ足取りに終始したり、馴れ合いのオール与党化したりするのではなく、真正面から政策論争を挑む姿勢ではないだろうか。統一地方選≠ノ向けたテーマは『しがらみ』である。

