2007年01月12日

年々歳々花相似(ねんねんさいさいはなあいに)たり、歳々年々人同じからず(2007年1月12日)

 毎年々々咲く花は同じように美しいが、毎年々々それを眺める人は変わっていくという意味である。 年ごとに咲く花に変わりはないが年ごとに人は衰えていくというわけである。

 毎年同じような日程が繰り返され会合をこなしていくと、この言葉を噛みしめる。 白頭を悲しむ翁に代わる≠ニ題するこの詩は、花の変わらぬ美しさと栄枯盛衰の激しい人生を詠じている。

 言葉のきれいさとは裏腹に人生の厳しさも、教えてくれている。なかでもこの句は特に有名で皆さんもよく聞く詩の一説である。 古今の絶唱とされ、あまりにも有名となったため当時の大詩人であった宋子間(作者の舅)にねたみで殺されたという説もある。

 唐の初期、劉希夷(りゅうきい)の『代悲白頭翁』という有名な詩である。

posted by きくちふみひろ at 20:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
馬上少年過ぐ
世、平らかにして白髪多し
残躯天の許すところ
楽しまずんば、これいかに

政宗の有名な漢詩ですが、司馬遼太郎は最後の一節を「楽しまず、これいかんせん」と読むのだと短編小説「馬上少年過ぐ」書いています。
貞山公の心境や、いかに?
Posted by 日和山の鬼 at 2007年01月16日 10:52
 日和山の鬼さん、ありがとうございました。どう言う心境だったんですかね?私には正直解りかねますあしからず。
Posted by 菊地文博 at 2007年01月17日 13:12
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