2006年11月14日

強行採決(2006年11月14日)

 教育基本法案が与党単独で可決された。高校必修科目の履修漏れ、いじめ問題、教育者の自殺にタウンミーティングでのやらせ質問(政府に有利な発言をさせる為に謝礼金を払っていた。)等、様々な教育現場での課題がある中で、強行採決は果たしてどうなのであろうか。

 内容は1947年に制定された教育基本法を初めて全面改定するもので、「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表現で「愛国心」が盛込まれた。

 埼玉県本庄市で中学3年生が自殺。奈良市でも中学3年生自殺。なんとも悲しいニュースである。イジメは問題マスコミはあまりにもこの言葉を使いすぎるような感じもする。教育関係者、先生、政府の人間もあるいは私達も「イジメに負けるな」とか「イジメは間違っている」等と言ってしまう。どこかに大人社会の縦並び社会、あるいは「勝ち組」「負け組」と子供達の社会にも二極化が進んできているのではないだろうか。

 「子供は子供だ」と誰しも思う。でも子供にも「社会のルール」があることを理解しなければならない。子供だって悔しい思い、悲しい思い、孤独を感じたり、憤りを感じることがある。決して子供はいつも無邪気に笑っているわけではない。

 「イジメ」という言葉を言ったら「かっこ悪い、負けた」というイメージがあって納得したくない。だから耳をふさぎ、黙認してしまうような環境ができてしまっているのではないか。

 私達大人の知らない意識として取り組んでいかなければならない大きな問題だ。子供の週辺で起きている事故、事件、自殺等など社会問題の現場と強行採決の大きなギャップを感じた。
posted by きくちふみひろ at 15:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>「イジメ」という言葉を言ったら「かっこ悪い、負けた」というイメージ

 『親や教師に』言ったらという意味と思いますが、まさしくいじめられた人間の心理を現しています。
 
 特に「男は弱音を吐くな」との伝統が、
子供を追い詰めているのではないでしょうか?
Posted by 一山百文 at 2006年11月17日 05:37
 一山百文さん、大人社会の歪みがその様な現象を起こさせているのでは、ないか?と思えてならないのです・・・・・・。
Posted by 菊地文博 at 2006年11月17日 09:10
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