2009年03月31日

税の公平性(2009年3月31日)

 早いものでもう年度末である。今、贈与税減免措置が追加経済対策の目玉として浮上してきている。親が保有する金融資産の贈与を受けた子どもが住宅や自動車などを取得した場合、贈与税を減免しようと言う話である。個人消費や住宅等への設備投資を刺激するのが目的のようだ。

 しかし、この施策に問題はないのであろうか?。現状でも、毎年110万円の生前贈与のほか、相続時に清算する場合2500万円(住宅では3500万円)までは、非課税措置が講じられている。また、相続税は死亡者全体の4%が対象になっているだけである。

 日本の資産課税は、現状でも優遇されている。更に軽減措置を講ずることは富裕層を一層優遇することになるのではないだろうか。税制が所得階層間の不平等を拡大させることは、本来本末転倒のような感じがする。

 また、税制そのものをゆがめて、自動車業界や不動産業界、住宅業界にテコ入れすることの是非もである。自動車の販売不振や住宅不況が景気の足を引っ張っていることは間違いない事実だと思うが、それを一時的にねじ曲げても回復を図ると言うことは筋違いのような感じがする。そうであれば抜本的な議論をキチンとすべきだと思うがどうであろうか。

 消費喚起や住宅建設浮揚を目的とするのならば、雇用拡大や賃金引上げに繋がる施策を必死で考えるのが政府の仕事である。金融資産を消費需要に導く手法としては相続税率を引き下げ、課税対象を拡大することも考えれる。100年に1度の危機ではあるが、将来への布石を考えて取り組むことが大事であると思うが・・・・・・・・。

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2009年03月30日

早く不信をぬぐい去る(2009年3月30日)

 早く不信をぬぐい去ることが、大事ではないだろうか?千葉県知事選で、元衆議院議員の森田健作氏が圧勝し初当選した。知名度の高さから元々、森田氏が優位と言われていた選挙ではあるが民主党を中心とした野党4党推薦候補が予想以上の大敗を喫した影響は大きいのではないだろうか。

 今日のマスコミ等の出口調査を見ても民主党に期待する声は少なくない。しかし、小沢代表の公設秘書が起訴された政治資金規正法違反事件と小沢氏の続投表明など、その後の対応が影響したためとみて間違いないだろうというのが世論の評価である。

 私自身も初めは、国策捜査の感じがする。断固検察側と戦うべきだと思っていたが、政権交代実現のためにはやはりここは、小沢代表が身を引き、早急に新体制を作ることではないかと改めてそう思うようになってきた。決してポピュリズム的な発想で言っているのではない、今後の日本のあり方を考えるとそう思えてならないのである。

 今回の事件を受けたマスコミ各社の世論調査では、小沢代表は辞任すべきだと考えている人が総じて60%を超えている。代表は事件に対し違法性はないと強調する一方で、次期衆議院選での政権交代を最大目標として掲げている。これは良しである。

 しかし、「代表を続けることがプラスかマイナスか、国民の皆さんの受け取り方次第だ」と言われている。そうであれば、今回の大敗や世論調査での結果は、続投が決してプラスになっていないということになるのではないだろうか。

 私も決して世論の動向がどうのこうので言っているのではなく、政治への国民からの信頼がなければ、今のこの経済状況を乗り切ることはできないし、真の意味での政権交代にも繋がらないと危機感を持つからである。

 今回の千葉県知事選挙の結果から麻生政権や自民党への支持率が持ち直したとは感じていない。だからこそ次期総選挙前に「政治とカネ」の問題に早くけじめを付けることが勝負の分かれ目のように感じがしてならないのである。

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2009年03月29日

フロンティア(2009年3月29日)

 昨年、中国に視察に行った折、中国の友人から「是非、この映画を見て下さい」と言われ大連市内の映画館で題名は忘れてしまったが中国の恋愛映画を拝見した。中国語でしかも字幕は、英語と来ている。

 どういう会話をしているのかは、想像と感覚で感じる他ないが素晴らしいロケーションである。中国と北海道がそのロケーションの中心だ。北海道の知人と話をしたら、今年に入り中国人の観光客が急に増えたとのことである。

 特に、阿寒湖や襟裳岬などの北海道東部地域がそうだ。なぜなのか?と観光会社に聞いてみたら、どうも北海道の東部地域一帯を舞台とした中国映画が本国でヒットした影響だそうだ。その話を聞いてそういえば昨年私が見た映画だということを思い出した。

 撮影で使われた居酒屋や灯台が人気スポットだそうだ。そこで地元では、あげて中国語の会話を学び歓迎の体制を整えているとのことである。なるほどなぁ!中国の映画館も仙台のムービックスなどとほとんど変わらない雰囲気であったが、その映画のワンシーンの場所に行ってみたいという心境は万国共通なんだなぁ!と改めて思い知らされた。

 企業収益の悪化に地価下落。頼みの綱の一つだった海外からの観光客も激減している中でどうしても暗い指標に目が向いてしまう。しかし、それはあくまでも総計や平均値の数値である。逆境の中でも明るい数字はある。

 この話を聞いて北海道の開拓者魂を受け継ぎ、伝統や既成概念にとらわれない本来の道産子精神を聞かされたような感じを受けた。まさにフロンティア精神が大事である。

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2009年03月28日

春いっぱいの1日(2009年3月28日)

 いよいよ野球シーズンの到来である。宮城チーム(日本リトル野球協会リトルシニア東北連盟宮城支部加盟)の第九回親善交流大会の開会式が催される。

 北は八戸市、南というか西と言うか新潟県三条市からも参加を頂き、16チームによる大会である。地元利府高校の甲子園での活躍、また、WBCでの地元楽天からの岩隈・田中(将)投手の活躍もあり、いやが応でも野球界は盛り上がっている。

 この中からも将来日本を代表するような選手が生まれてほしいと願い挨拶を申し上げてきた。また、明日は社会人の軟式野球協議会の開幕、また明日の夜には私自身が会長を務めている仙台市早起き野球協会とSSリーグの開幕を控えている。

 まだまだ雪の便りが聞かれ、寒風が頬に突き刺さるような感じではあるがもう気持ちは違っている。なかなか体が動かなくなってきているが野球シーズンと聞いただけで体が動いてくるのはなぜだろう。

 私にとって春のイメージはやはり春の選抜甲子園大会である。大会が始まるといよいよ春だなぁと感ずる。私にとっての季節の季語である。

 その後、燕沢地域の町内会の総会に顔をだし、午後からは春の植木市の開会式に西公園にお邪魔する。こちらも桜まではいかないが春の香りでいっぱいである。

 山形・秋田・岩手から来た人からは「えらい雪でした〜〜〜〜〜〜」ということを聞かされたが、春の香いっぱいの1日であった。暑さ寒さも彼岸までだが早く温かくなってほしいものだ。

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2009年03月27日

旅の心(2009年3月27日)

 JTBに勤めている高校時代の同級生に会った。団体旅行担当で部長職にある彼から“面白い話”を聞いた。今旅行市場が一気に冷え込んでいる。しかし、一方では雇用不安など暗い世相に生きる私達ではあるが、日本人の癒しの心や癒し関連ブームは衰えていないというのである。

 日本人にとって『旅』それをめぐる業界は、今後どうなっていくのであろうか?DCキャンペーン等で若干ではあるが、プラスに向いた宮城・仙台ではあるが、そんなことも含めて今後の観光という話題で話しが弾んだ。

 日本旅行産業の代名詞でもあった、そして旅行業界をリードしてきたジェイティービー(JTB)は、実はもう自ら『総合旅行産業』ですと名乗るのをやめているそうだ。それに代わる呼称として「交流文化産業」ですと言うように改めたそうだ。

 2012年に100周年を迎えるJTB、ビジネスの領域をより広い範囲で消費者ニーズをとらえ直そうというのが、今回のコンセプトのようだ。そこから「旅行」の二文字が外れる事が、旅行産業の長い歴史の中で時代の区切りというか時代の変化を感じる。

 JTBの推計では、2009年の総旅行人数は3億855万人で08年の1.5%減に続く、1.3%減だそうだ。この総人数の95%を占めるのが一泊以上の国内旅行者数である。これも昨年と同率の1.1%減が続き、2004年以降連続して前年割れだそうだ。

 旅行離れというよりは、旅行代理店離れが顕著になってきているようだ。つまり今までとは違った感覚が日本人の旅行感・観光感に芽生えてきたようだなるほど。

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2009年03月26日

外需(2009年3月26日)

 2009年1月の国際収支統計では、経常収支がマイナス1,728億円と13年ぶりに赤字となった。そればかりではない、現行統計で比転可能な1988年以降で最大の赤字幅となり、注目されている。

 要員としては、景気の低迷による貿易取引量の減少。とりわけ輸出の大幅減少が響き、貿易収支の赤字が拡大したことであるとのことであるが、これに所得収支の目減りが加わっている。

 海外投資から受け取る利子や配当金の額そのものも減少した上に、為替が対ドルレートで90円台の前半まで上昇したことも重なり、その上、円換算額の減少も重なったのが主な原因である。

 国際収支統計は理論上、経営収支+(資本収支+外貨準備増減)がゼロになることになっている。しかし、実際にゼロになることはない。差額が生じたのを「誤差脱漏」という項目で計上している。

 それは財務省の説明から解釈すると、一つの取引の中で生じる実際の取引時点と決算時点の計上時期のずれ、あるいは為替の評価方法や時期の違いなどによる誤差を調整する項目ということになるそうだ。

 この「誤差脱漏」が昨年12月から2.1兆円、1.6兆円、2.4兆円と3ヵ月連続して巨額になっている。その額は誤差というにはあまりにも大きすぎるのではないだろうか。

 国際収支統計を12ヵ月移動平均で見ると、08年に入ってから現在まで経常収支の赤字も縮小傾向にあったが、こちらは昨年秋以降拡大に転じた。その結果生じているのが誤差脱漏の拡大である。

 また昨年の秋以降、日本の対内証券投資がネットで大幅なマイナスを計上している。つまり日本から、海外からの資金が大量に引き上げられた。昨年秋と言えばリーマンショックに象徴される世界的な金融不安の時期であり、それに伴う資金の流れの変化と無関係ではあるまいと思われる。

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2009年03月25日

アドバイス(2009年3月25日)

 消費低迷の中、逆風をものともせずに業績を伸ばし元気に商売をしている鈴木先輩に勇気づけられた。現在は食品関連の仕事をしているが、いつも全国を飛び回っている。元々は、ディーラーのセールスマン。それもそのメーカーの自動車販売成績日本一を5年連続と実績を重ねてこられた方である。

 菊地さん「価格破壊と呼ばれた1990年代は、100円ショップや家電、貴金属品の格安店が集客を競っていた。だけど当時の値下げ対象は限られ、有名高級ブランド品を一点豪華主義で買い求めるような日本特有の現象は、続いていた。しかし、今日の消費不況では高額な消費は大きく冷え込んだ。富裕層から普通の主婦までに買い控えが広がり、食品・衣料品・高級ブランド品等に至るまで、幅広い商品に値下げが及んでいる。今、伸びているのは・・・・・」と言うのである。

 また、消費者心理も微妙に変化してきているようだ。今までは見向きもしなかった、例えば尻尾が欠けているような魚であったり、規格外の玉ねぎであっても「安さ+α」、安くても新鮮であれば姿形がどうであれ売れると言うのである。つまり、新鮮なのに安い!こういった感じが『キーワード』だそうだ。

 総務省の家計調査などを基に、米や子ども服など身近な150品目の2008年1月と11月の価格を比べると、消費者が同じ商品で割安なものへシフトした場合を含め、60%近くで購入価格が下がっているそうだ。

 だが実質消費者支出は2009年1月まで、11ヵ月連続前年割れである。値下げは広がったが、財布のひもは締まったままと言った方が良いようだ。先輩の話を総合すると、1990年代と違い日本人も必要で価値あるものを厳選する合理的な消費行動に変わりつつあるということになる。

 つまり、消費者が賢くなったので安いだけでは売れない。“安さ+健康”“安さ+エコ”“安さ+ありがたい”そういった心理に変わってきているとのことである。その消費者の「賢さ」をどう刺激するかがポイントだ。そこをどう捕らえるかだ。なるほど政治に対する有権者の心理も大きく変わっていているよ『菊地さん』というアドバイスである。

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2009年03月24日

1,000円への疑問(2009年3月24日)

 WBC(ワールドベースボールクラシック)決勝戦、何とも今大会5回目となる韓国との戦いである。これまでは、2勝2敗の五分である。まさに決着の時を迎えた。

 テレビが、気になってしょうがない。まさに手に汗握るとはこのことなのかといった、世界一を決めるにふさわしい試合展開。9回裏に韓国に同点に追いつかれ、延長戦にもつれる好ゲームとなった。最後はやはりこの人、イチローが決めてくれた。

 結果5−3で2大会連続の優勝である。前大会は、運が味方してくれたような組み合わせにも助けられた面があったが、今回は実力bPのキューバに2回勝って、そして野球発祥の地、アメリカを破っての決勝戦である。

 正直以前ブログにも書いたが、今回の優勝は難しいのではないだろうか?。と申し上げたが、結果は名実ともに世界一を勝ち取った侍ジャパンの勇姿に本当に感動させられた。夢をありがとう!

 今月28日から2010年度までの間、地方の高速道路ETC搭載乗用車では、土・日・祝日料金が1,000円と「走り放題」になる。利用者にはありがたいことだが、私は公序良俗に反するような気がしてならない。

 電車、バスや電気、水道と言った公共料金は、一般的には『従量制』である。それを高速道路だけ、条件ありとはいえ上限を一律にするのは、いかがなものだろうか。そうであれば『ただ』にすべきではないだろうか。不況でただでさえ厳しい中で、公共交通機関の打撃は計り知れないものがあるだろう。

 政府は、地球温暖化抑制策として二酸化炭素の削減を国際的に公約している。公共交通機関への利用シフトなら理解するが、これとは全く逆行する乗用車へのシフト施策である。理念も展望もない愚策に思えてしまうのは私だけだろうか。

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2009年03月23日

万が一(2009年3月23日)

 衝撃的なニュースが飛び込んできた。成田空港で中国から飛来したフェデラル・エクスプレス貨物機が着陸に失敗し、その上横転し、炎上した。米国人パイロットの2人が亡くなった。

 映像がその一部始終を撮っていた。もしこれが乗客が満員の旅客機だったらと思うと・・・・・肝を冷やす思いだ。

 着陸しようとする機体が大きくバウンドしてバランスを失い、風にあおられるように転覆した映像は、まさに映画の特撮シーンを思わせるような衝撃である。普段利用している旅客機と同じような機体にあのような着陸失敗が起こりうることを目のあたりにすると、恐ろしさを感じてしまった。

 事故当時、成田空港周辺では最大風速20メートル毎秒の突風が観測されていたようだ。風向きや風速の急変する『ウィンドシア』という現象の情報もあったとのことである。

 古くから日本では、この時期に『春疾風(はるはやて)』と呼ばれる突風が吹くと言われてきた。この春疾風は、これほどまでにも船の難破や電車の横転をもたらしてもきた。

 現代のハイテク技術の粋を集めた飛行機がその虚を突かれたかのように大惨事となってしまった。成田空港では、これまで開業してからこの方、事故らしい事故はほとんど無かった、初の航空機による死亡事故だそうだ。これから飛行機を利用する場合、乗機の着陸の度にこの事故の映像がしばらくは、頭をよぎるであろう。

 この世の中、絶対に大丈夫!100%の安心安全はないが、万が一でも事故だけには絶対に遭遇はしたくないものだ。それにしても米国人パイロットには心からご冥福をお祈り申し上げる。

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2009年03月22日

雨の日曜日(2009年3月22日)

 今年は、九州や四国のあちらこちらから観測史上1番、2番の早さで桜が咲いたという便りがすでに届いてくるが、東京でも例年より一週間も早く週末には、花見ができるような話が伝わってくる。

 今日はあいにくの雨模様ではあるが、「自然は春に於いてまさしく慈母なり」と言うように自然界にとっての慈雨になるような天候である。

 道すがら岩切地域の畑のはじっこに紅梅を見つけた。ピンクと言うよりは、赤に近い濃いピンクの花びらが黒っぽい古木に映える。その隣には白い花をつけた古木が・・・・まさに紅白の梅が満開だ。そういえばこのところ余り梅の花を見る機会が無い。

 首都圏や日本各地から桜の開花宣言が聞かれるように、みちのく仙台にもいよいよ春到来を感じさせる。私自身は、桜より何となく梅の花が好きである。小さくほんのり香ってくるような梅の花を見ると寒い冬ももうすぐ終わりだなぁ・・と感じてしまう。

 町内会の総会シーズンである。その移動時間に“野生桜のピンチ”という記事を見つけた。元来、生物はその地域ごとに独自の進化をとげてきた。その地にあった有能な遺伝子を受け継ぐ。しかし、遺伝子も混ざることにより花の形が変わってしまう恐れもある。

 岐阜や静岡では山に自生する野生の桜が、花見や緑化用に移植されたソメイヨシノの花粉と交雑してしまい、病気や気候への適応能力に影響が出始めていることが、環境省の調べで分かったとのことである。

 桜の世界はそうかもしれないが、人間社会は逆に性格や考え方の違う人がいるからこそ活性化されるものである。意見の相違いなどがあってそれを話し合いで整えていくからこそ進歩がある。いずれにせよ一党独裁では、政治も経済も何ら変化がないということである。

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2009年03月21日

危険な社会(2009年3月21日)

 少子化の進行と大学等の新増設による入学定員増員を受けて、実質的な“大学全入時代”に突入していると言われている。確かに大学、公立大の全志願者に対する入学者の割合(収容率)は上昇傾向にあり、2008年には92%に達している。

 しかし、“志願者”は進学を希望している者ではなく、実際に受験した人を指している。したがって、進学を希望しながらも様々な事情で断念し、受験しなかった『若者は』は“志願者”に含まれてはいない。

 もちろん進学には相応の学力が必要だが、しかし個々の家計にも大きなウェイトがかかる。教育費負担が大きい現状に照らし合わせると進学の可否が家庭の経済力に少なからず左右されるということは残念ながら無視できない現状にある。

 病気や災害で親を亡くした子供たちを支援するNPO法人『あしなが育英会』が2008年12月に高校奨学生(1・2年生)の遣児母子家庭を対象に実施した調査によると、直近の3ヵ月間にリストラされた、あるいは離職した母親が3.9%、失業中は9.3%で、就業中の母親も58.9%が非正規雇用である。

 こうした家庭の経済事情の悪化で「進学意欲をなくした」「進学をあきらめた」という高校生の割合が非常に上昇しているとのことである。

 誰もが大学「志願者」になるわけではないにせよ、雇用や所得情勢が悪化する中、教育費を捻出できない世帯を中心に進学を断念する若者が増加していることは日本社会が格差社会から分断社会へと階級社会になりつつあることを意味するのではないだろうか。間違った方向へ進まないようにしなければならない。
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2009年03月20日

彼岸参りに花もって(2009年3月20日)

 “彼岸参りに花もって”とは、幼稚園時代のカルタの言葉である。または、暑さ寒さも彼岸までとも言われる。彼岸は春分の日と秋分の日の前3日と後3日の間の7日間(春・秋分も含み)。暦の上では雑節の中に入るそうだ。

 春分(秋分)の3日前の日を『彼岸の入り』と言い、3日後を彼岸の明けと言います。そして3月20日と9月23日は、その真ん中に位置するので『彼岸の中日』と呼ばれていますが、ではこの彼岸はと言うと、日本では仏教行事でありますが、インドや中国等の仏教国にはなく、日本独特の行事だそうです。

 ちなみに「彼岸」とだけ言った場合は、春の彼岸を指し、「後の彼岸」「秋彼岸」は秋の彼岸を指すそうです。昔から、彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをする風習があります。また、地方によっては若干の違いはありますが、ぼた餅、おはぎ、団子、海苔巻き、いなり寿司等を仏壇に供え、家族でこれを食すといった風習も残っているとのことである。

 今日は、祝日である。お花を買ってビールと団子をもって父親のお墓参りをする。お寺の看板に彼岸にちなんでそんなことが書いてあった。早いもので父親が亡くなって26年目を迎える。

 ふと、『ぼた餅とおはぎ』の違いってなんだろう?疑問に感じた。春のおはぎとは、冬を越した小豆を使うことにより、この頃の小豆の皮は固くなっている。当然固くなった皮をそのまま使っては、食感が悪くなる。そこで皮を取り除いた小豆を使いこしあんができる。小豆の粒を春に咲く牡丹に見立てたことから、『ぼたもち』となったそうだ。

 秋のお彼岸は、小豆の収穫期とほぼ同じで、採れたての柔らかい小豆をあんにすることができる。柔らかい皮も一緒につぶして使うので粒あんができる。小豆の粒を秋に咲く「萩」に見立てて『お萩』と呼ぶようになったのだそうだ。なるほど叔父から含蓄のある話を聞いた。たまには、季節の話もよいもんだ。

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2009年03月19日

卒業式(2009年3月19日)

 地元原町小学校の卒業式に顔緒を出す。娘の頃とは校舎も異なり、体育館も西側に位置し、南向きだ。その上、三階建てのコンクリート製の建物の屋上にはプールが併設されている。コンクリート製の建物ではあるが木がところどころに使われており、木のぬくもりを感じる。竣工してから3〜4年がたつがその体育館での卒業式。

 卒業式も時代々々によって変化をしているが、卒業証書を校長先生から授与される時に一人々々名前を呼ばれる、そして一言自分自身の抱負を述べることになっている。個性の時代と言われるが男子で一番多いのがやっぱり将来のプロ野球選手が圧倒的だ。また、女子で意外なのは獣医さんになりたいというのも以外に多い。

 また、トヨタ自動車、JRの職員になりたいといった現実派もいる。抽象的ではあるが『人を喜ばす・人の役に立つ、笑顔を与えられるような人になりたい』といった希望も多い。校長先生から証書をもらってから一輪の花を両親に渡す場面がある。その光景が何ともいえない。

 涙ぐみ、ハンカチで目頭を押さえる母親。子供の頭をなでる母親、照れくさそうに会話をせずに花を受けとるお父さん、父兄達の表情も様々である。また、同様に子供達もそれぞれ性格が現れている。

 その光景を見て、人と人の、あるいは家族の絆というものを感じた。非常に見ていて『ほのぼの』とするものを感じる。「それぞれの思い出を胸に自分でたてた目標に向かってしっかりと歩んでください。ご卒業おめでとう」と申し上げた。

 3月の気温としては、気象庁始まって以来の夏日の地方もあるそうだ。別れがあって出会いがある。“行く川の流れは絶えずにして、しかも本の水にあらず”まさに鴨長明の言葉を思い浮かべた。

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2009年03月18日

「ぼぉ〜」としてはいられない(2009年3月18日)

 平成21年度予算議会が昨日で終了した。めずらしく仙台市議会も同日閉会となった。今年度の予算についての論評を他所に、梅原仙台市長の市政運営に対して『手法に違和感がある』ということで奥山副市長・平井政策調整局長の二人の辞表提出が大きな話題となっている。

 梅原市政一期目の任期満了まで、約5ヵ月というタイミングでの梅原市長側近の辞任は、これからの政局を占う意味で様々な憶測を呼んでいる。「合意形成のプロセスについて、市長と私の考え方にズレがある。これ以上一緒に仕事をしていくのは難しいと感じました」

 また、「県立高校の一律男女共学化に反対するため、県教育長の自宅を訪れるなどした梅原市長の手法には強い違和感を覚えた」との奥山副市長のコメントである。なぜこれまで一緒に歩んでこられたのに、突然の辞任なのだろうか。夏の市長選への地殻変動と読んでいる方々は、多いようだ。

 この背景には、元副市長のK氏が関わっているというのである。K氏は梅原市長の生みの親でもあるが、梅原市長の独断専行的な市政運営に大いなる疑問を感じ、その上、タクシーチケット等の問題で見切りをつけたというのがもっぱらの噂だ。

 そこで、山形知事選挙の結果を見て奥山副市長に白羽の矢を立てたというのが・・・・・・・・・どうも情報が錯綜している。その先兵役が民主党のK氏だそうだ。自民・公明の政権党では、今の時勢分が悪い。そこで自民系の大物と言われる方々と密談をして、それでは民主のK氏がいいということになったようだ。

 そうとも知らずに民主のK氏は、俺が選ぶんだということで裏で動いたとのことである。それにしても本当なのかどうか真意は分からないが、それほど梅原市長は・・・・・・ということになるだろう。

 これから市民団体と言われる方々を使って『市長選に出馬してください』の要請行動が始まる段取りのようだ。奥山副市長は河北新報で「(立候補は)はあり得ない」と明言されたようだが真意の程はわからない。
 
 在り来たりのヤラセが始まるのであろうか?。本当にこれでよいのであろうか?仙台市長選・総選挙・知事選挙と今年はものすごく熱い夏になりそうなことは確かである。私も花粉症で「ぼぉ〜」としてはいられない。

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2009年03月17日

振り返って(2009年3月17日)

 今日で28日間の2月定例会が閉会になる。長いような短いような感じを受けるが三重県議会では通年議会にしているため本県のように2月・6月・9月・11月と年4回の定例会とは異なっている。

 県政の監視機関として財政破綻を回避するためにはしっかりとした審議をしていかなければならない。今、県議会として策定が進んでいる議会基本条例は、予算特別委員会を予算委員会として常設化も視野に入れている。

 常設化されれば昨日のような専決処分の対応にも充分議会の意見が反映されることになる。しかし、議会改革の一環として進められている議会基本条例案に対しても、様々な意見が出て調整が難航している。

 具体的な運用ルールの決定を先送りしたのが原因でもある。しかし、私達議員の直接的な問題でもあり、しっかりと決めていかなければならない。骨子案について問題にされているのは、以下の通りである。

 @ 知事や県執行部が議員に逆質問できる。
 ・圧倒的な権限と情報量を持った執行部が質問権を持った
  ら議員が自由に操られるのではないか。
  (内容確認にとどめるべきだ)

 A 議長選出過程の透明化や賛否の明確化。
 ・会派で内での候補選出過程まで明らかにしなければなら
  ないのか起立採決だけではなく簡易採決の時はどうする
  のか。

 B知事等に対して予算の調整方針についての説明を求め
  ると同時に審議の効果的な実施のための体制整備を行
  う。
 ・予算委員会が常設化されれば、当局の拘束日数も確実に
  増え、議会対応に時間を取られ、県民サービスを低下さ
  せるのではなか。

 「その他として具体的な運用をほとんど想定しないまま、聞こえのよい改革ばかりが示されている。」と言ったような意見が最大会派の自民党側から聞こえてくる。委員長も自民党会派から選出されているのに、ここにきてこういう基本的な問題が噴出してくることは、スケジュールをあまりにも優先しすぎて、条例制定そのものの意義について合意形成が拙速だったということになる。

 詰めの段階に来て不協和音が露呈してしまったことは、残念でならない。議員全員に関わる問題であるのでしっかりと議論していきたい。

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2009年03月16日

専決処分(2009年3月16日)

 今年の1月27日に『地方税法等の一部を改正する法律案』が、国会に提出され現在も審議中であるが、この法律案が可決・成立した場合、それに伴って、それぞれの都道府県税条例(本県では宮城県県税条例及び平成20年7月9日に公布した県税条例の一部を改正する条例)を改正する必要が出てくる。そしてこの法律案が3月末までに公布されると平成21年4月1日から施行される。

<主な改正事項>
@ 個人県民税
・ 上場株式の配当・譲渡益に対する税率(5%)を軽減税率(3%)とする特例を3年延長する。
A 不動産取得税
・ 不動産取得税の標準税率(本則4%)を3%とする特例措置の適用期限を3年延長する。
・ 宅地評価土地(住宅用地・商業地等)の取得に係る不動産取得税の課税標準を価格の2分の1とする特別措置の適用期限を3年延長する。
B 自動車取得税(自家用車5%・営業用車)
・ 電気自動車・ハイブリット自動車等を免税する。
・ 平成22年度燃料費基準+25%達成車等・・・・・75%軽減する。
・ 平成22年度燃料費基準+15%達成車等・・・・・50%軽減する。
※中古自動車にも適応するといったものである。

 今までは、これを専決処分として本県では処理されてきた。ここで問題なのが、地方議会のあり方における“専決処分”である。本来、議会の議決を必要する事項であっても、緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるときやあるいは、議会において議決すべき事項を議決しない時などは、権限として地方自治体のトップ(知事や市長)は、専決処分することができると地方自治法179条で規定されている。

 しかし、180条でそれをあまり行使できないようにも規定してある。私達としては、2元代表制といわれる中で地方議会は執行機関の追認機関と揶揄されている。そうしたことが無いように、臨時議会でも開いて極力専決処分という形ではなく、しっかりと議会で議決していくことが望ましいと思っている。財政が厳しくなる中でチェック機能しか権限が与えられていない状況下で少しでも地方議会の役割を果たしていくことが大事である。

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2009年03月15日

袴姿(2009年3月15日)

 まだまだ風は、冷たさを感じさせるが、陽光は日に日に春の訪れを伝えてくれている。娘(野々香も今年誕生日を迎えると20才になる)が卒園した地元原町の東岡幼稚園の卒園式に伺う。先生方は袴姿である。その姿を見て、つい最近はこの時期よくはかま姿を見かけるようになったなあ・・・・・。

 そういえば、3月になると町中で普段見掛けない袴姿の若い女性の集団を目にするようになった。同時に春の訪れに気づく、大学の卒業式で大正ロマン風の学生服が流行し始めたのは、聞くところによると20年余り前からだそうだ。

 一時のブームに終わらず、今や制服のない高校でもいや小学校の卒業式でも見かけるようになった。ある雑誌によると明治初期の華族女子高校の設立時に制服として考案されたのが、海老茶(えびちゃ)色の袴だったそうだ。

 着物とは異なり、袴の乱れを気にせず颯爽と歩けるというのが当時の女性に受けたようだ。女性がより活動的になった現代でも、その雰囲気や時代的な復古調を思わせる空気も後押しし、短靴とあわせた大正ロマン風の女子学生スタイルは年々増えているようだ。

 まさに春先の季節風物詩となってきているような感じを受ける。男女共同参画基本法や雇用の機会均等法の施行以来、男性並みに働きつつも女性らしく生きると言ったことも強調されている。無茶な要求に対して女性の皆さんは、時には抗議しつつしなやかに女性の立場を広げてこられた。同じ会派にも2人の女性議員がおられるが、お2人(坂下康子さん・ゆさみゆきさん)とも非常にパワフルである。

 今、社会に立つ若い女性もおそらく先達のそういった心意気を感じつつ袴姿でさっそうといった感じではなかろうか。幼稚園の若い先生の袴姿を見てそんなことを覚えた。

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2009年03月14日

卒園式(2009年3月14日)

 鶴ケ谷の東地域に位置する東陽幼稚園の卒園式に顔を出した。この地域は仙台市内でもいち早く高齢化問題が顕在化し、クローズアップされたところである。少子高齢化の典型的な地域である。

 そんなこともあり、少子化の波が否応なしにこの幼稚園にも押し寄せており、園児数の急激な減少へと見舞われている。それでも卒園児は、男女併せて20名であった。それでも清野学園の教育方針が子供達へ徹底されており、子ども達の笑顔を見ているだけで、明るい未来に接しているような感動を覚えている。

 仰げば尊し、今では死語になりつつある言葉ではあるが、しばらくぶりで園児たちのこの歌声を聞いて涙が溢れて来た。

 仰げば尊し  わが師の恩
 教えの庭にも  はや幾歳
 思えばいと疾し  この年月
 今こそ別れめ  いざさらば
 
 互いに睦みし  日頃の恩
 別れる後にも  やよ忘るな
 身をたて名をあげ やよ励めよ
 今こそ別れめ  いざさらば


 朝夕なれにし  学びの窓
 蛍の灯     積む白雪
 忘るる間ぞなき 行く年月
 今こそ別れめ  いざさらば

 この歌を聞いてさすがに会場の中は感動に包まれた。この歌の言葉をこの子ども達は、今は理解出来ないであろうが、成長とともに思いだしてそういえばあの時に歌ったけと、あらためてこの歌詞の意味を理解することであろうと思う。

 こういった思い出の一コマ一コマが、この子ども達の成長の過程で、時には支えとなり元気に成長していくことだろう。昨日までは、白熱した議論を展開していたが、今日は感動する一日であった。子供たちに幸多かれと祈りたい!

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2009年03月13日

限界(2009年3月13日)

 2011年度にも自治体財政健全化法に基づく財政再生団体に転落する可能性があるとする中期見通し(2009〜2013年)が総務企画委員会で示された。まさに財政再生団体への転落のシナリオと言っても過言ではない、大きなミサイルが飛んできた。それにしても、私達議会に一言の報告もなく、今朝の地元紙の一面に発表された。

 それも、まだ平成21年度の予算審議の最中でもある。本来であれば、これだけの大きな問題を、幹部が事前にマスコミにもらすこと自体が問題であり、事前にしっかりと議会に説明をし、負担を強いられる県民に対して、知事自身が説明をすべきである。

 それが本来の説明責任である。こんな形での手法では問題意識・危機意識が無さ過ぎるのか、それとも危機感を誇張しすぎているのかどちらかである。

 5ヵ年の財源不足額の累計は、最も楽観的に見積もっても867億円に上るとの試算である。歳入(収入)条件を変えた2通りのシミュレーションが提示された。どちらのパターンでも2011年度は、自治体財政健全化法に基づく「財政再生団体」への転落は避けられないとのことである。

 県内の経済成長(名目)を財務省の予測(1.1〜2.3%)より2%下回るマイナス0.9〜プラスの0.3%と想定し、その上で地方税や地方交付税などの一般財源の歳入(収入)の見通しを2009年度と同額の収入として5年間維持した形でのシュミレーションだ。

 県幹部の説明では、自助努力はもはや限界である。地方消費税の拡充など地方税財政の抜本的な改革がなされなければ人件費や補助金をさらに削減しても破綻してしまうとのことである。

 もはや、私達地方政府の限界なのだろうか。後は、思い切って紙幣発行による地方債(県債残高)をゼロベースにするとか、国・都道府県・市町村と言った国家フレームを国と市(カントリーとコミューン)と言ったような第2の廃藩置県、つまり国の骨格そのものののあり方を変えていくしかないのではないだろうか。そのためには、まずは政権交代しかない。

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2009年03月12日

悩ましいこと(2009年3月12日)

 先月、内閣府が発表した2008年10〜12月期の国内総生産(GDP)改定値は、実質で前期比率12.1%減と上方修正された。0.6%の修正ではあるが、それでも過去2番目に大きい減少率の記録は変わらない。民間エコノミストの間では、2009年1〜3月期にも戦後初の2・4半期の二桁マイナス成長に陥るとの見方が大勢をしめている。

 国会では、今後成長が見込める環境分野等への重点的投資や企業向けの減税など、10兆円を超える追加経済対策を求める声が多くなってきているようだ。本県でも21年度の予算審議が行われているが、平成22年〜23年の財政見通しは、大変残念ながら視界不良といった状況である。いよいよ財政再生団体へ転げ落ちるのも秒読み段階に入ってきているような状況である。

 財政状況を悪化させたのは、非自民の前任者浅野県政だと批判を繰り返していたが自民党もここにきて一向に上向かない財政状況(村井県政になってから益々悪い状況になった)に対してやれ国の責任だ。構造的なものだ。矛先が変わってきた。 
 

 2008年10〜12月期は、3・4半期のマイナス成長であった。その原因は、世界同時不況で輸出が過去最大の落ち込みとなったのが大きいとのことである。輸出から輸入を差し引いた外需の実質成長率への寄与度は、3.0ポイントのマイナスとこれまでの最悪だったマイナス0.8ポイントを大きく下回っている。

 設備投資や個人消費も振るわなかった。GDPの改定値は、速報値から上方修正されたが、これは公共事業によるもので、むしろ国内外の民間需要の弱さが鮮明になったということである。

 識者によると、今年になっても状況は依然として余り変わりはなく1〜2月期でも同じようなペースで悪化が続いていく可能性が高いようだ。識者のコメントを集約すると予測平均で11.9%減、あるいは、昨年の10〜12月期より最も悪い過去最低の成長率になることも予想されている。この悩まし状況は、いつまで続くのだろうか。 私たちの歳費(給料<)も4月からは、基本給からマイナス1万円そこから4%減となると実質5万円ほどのカットとなる。ウム・・・・・・・・・・・。/font>
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