2009年01月31日

地域振興券の教訓と定額給付金(2009年1月31日)

 2兆円に上る「定額給付金」の評判がよくない。世論調査でも国民の70%以上が反対している。財務大臣の諮問機関である財政制度審議会が撤回を求めている。それで、私はと言うことになるが、私としては受け取って地元宮城野区の原町で使わせて頂きたいと考えている。

 定額給付金に似た消費刺激策は過去にもあった。1999年の地域振興券がそれである。老齢福祉年金の受給者や子どもなどを対象に有効期限が半年間で、2万円券が配布された。その経済効果については2つの研究がある。

 1つは経済企画庁(当時)が行ったアンケート調査で、振興券によって消費をしたり追加的な出費をしたりした額は、振興券発行額の32%と推計されている。この結果があてはまるとすると、2兆円の定額給付金での消費額は6400億円程度となる。GDP(国内総生産)に換算すると0.12の押し上げ効果ということになる。若干の波及効果を考えるとその効果は約40%と考えらる。その場合は、GDPの0.2%の押し上げ効果となる。

 2つ目は家計調査の個票から綿密に推計した研究である。子供がいて振興券を受け取った家計とそれ以外を区別した消費パターンの違いを研究している。2万円受け取るとすると4000円〜6000円の消費増となるそうだ。その結果、定額給付金2兆円の消費刺激は、わずか2000億円でGDPを押し上げ効果は0.04%となる。

 こんな話を聞いてしまうと受け取って消費することが本当に景気刺激策に通じるのだろうか?馬鹿げた政策と言われても仕方がないのかもしれない。そうであればアメリカのように直接的な政府支出の増加の方がよっぽど景気刺激策になるということになる。もう一度、地域振興券の教訓を精査し、定額給付金をもらうか、もらわないかも考えなければならない。

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2009年01月30日

時代の到来(2009年1月30日)

 本県でも人口が減少に転じてしまった。日本の総人口も長期減少過程に入っている。そんな中、市区町村レベルでも人口減少傾向は広がっている。2008年12月1日現在、全国1805市区町村(1782市町村と東京23区)のうち、2000年〜2006年の5年間に人口が減少したのは69.0%に上る。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は10〜15年に85.7%。15〜20年には91.4%に達するといわれる。さらに、2020年の人口が2005年のそれを下回る市区町村全体の84.4%、2割以上の大幅な減少が見込まれる市区町村も19.0%に上る。

 逆に1割以上増加する市区町村は2.3%。2割以上の増加は0.2%に過ぎない。人口規模では3万人以上の市区町村の割合が低下する一方、5000人未満が228から298へと増加するなど小規模市区町村の割合が上昇する。人口減少と高齢化は大都市圏の自治体でも急速に進行する。

 人口減少が全国的に最も緩やかな首都圏1都3県の場合、2020年の人口が2005年を下回る市区町村は6割にとどまる。因みに同期間の老人口の推移では浦安市(千葉県)の2.30倍(全国2位)、75才以上では、八潮・三郷・草加の3都市(埼玉県)が約3倍となり、全国第1位だそうだ。

 こういったことを把握しながら厳しい課題が山積しているなぁ〜と思ってしまう今日この頃である。

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2009年01月29日

知人との懇談(2009年1月29日)

 医師不足が深刻化している。特に先般視察してきた広島・島根・静岡県といった地方ですら現状は厳しい。知人の医師と懇談すると原因は2004年にはじまった、臨床研修制度も一理あるのではないだろかというのである。この制度で新人の医師は2年間は希望の診療科に進むことが許されないまま、複数の科での短期ローテーションが義務付けられ、自由に研修先を選べるようになった。

 しかし、研修医の大半は大都会の一般病院に集中し、人で不足になった大学病院は地域の病院に医師を派遣できず、地域医療は崩壊状態に陥ったというのである。しかも学生らが学んだことは「3K敬遠策」だというのである。3Kとは救急や産婦人科、小児科のような「キツイ」科、不測の事態が起こりえる外科系のような「キケン」な科大学病院のような「給料が低い」病院を言うのだそうだ。

 こういったキツイ・キケン・給与が低い状況下で臨床研修をしているうちに、熱き志や研究心が冷めてしまい大学に戻る気力も失ってしまうというのである。国も事態を重く受け止めて、制度の見直しを検討しているとのことである。今春からは著しい医師不足が生じ地域医療に影響が出ている診療科では研修の間にその科の比重を高め、専門医を一年前倒しで早く育成する試みで産婦人科・小児科・救急などが対象である。

 しかし、地方の場合はどの科の医師も足りないのが実情である。これを全科に適用でき、拡大できるよう取り組んでいくことが必要だ。なるほど、視察の報告をしながらこれからの方向性も見えてくる。これがまさに現場主義だ。今の政権与党に最も欠けていることではないだろうか。

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2009年01月28日

静岡県(2009年1月28日)

 視察3日目の朝を迎える。岡山駅の北側のビジネスホテルに昨日は泊まった。仙台より夜明けが30分ほど遅いような感じがする。確かに明石市を標準としているので、仙台とは30分ほど時差がある。これから今日の視察先静岡県立静岡がんセンタ‐に向かう。

 東海道新幹線で三島まで向かうが“こだま号”のため、各駅停車である。午前8時に乗車し、到着したのはお昼である。『世界の寿命は静岡が延ばします』という衝撃的なキャッチフレ−ズで医療城下町・患者参加型医療・患者の視点からの取り組み(2000名の治癒)(1000名の看取り)等、日本の中でもかなり先駆的な政策を推進している。
 
 特に約60億円をかけて導入された陽子線治療施設は、5大がんといわれる胃がん、肺がん、子宮がん、乳がん、大腸がんに実績を残し、前立腺がん治療では、8割の方に効果があるとのことです。

 その中心が東北大学医学部とのご縁が深い静岡がんセンタ−総長の山口建先生である。「医療は、人への投資である。費用対効果を減価償却の理論だけで見てはダメである。短期勝負のがん治療では、75%まで治療できれば大きな効果が生まれる」という言葉が印象的であった。  

 その中でこういう質問をさせて頂いた。「東北大学のがんセンタ−長である山田教授から、委員会の参考人聴取した際に、ぜひ仙台にもこういったがんの先端医療機器の導入するにあたり援助していただきたいという話があった。しかし宮城県政は、財政が著しく厳しい。それはどの自治体とて同じである。そんな状況下で補助はなかなか難しいはずであるが、静岡県では、どういう形で予算化されたのか?」ということを伺った。

 山口総長は淡々と「トップの腹ひとつです。人を治せるか、治せないかは未来への投資ではないでしょうか。考え方一つだと思います」さすが全国から注目されるだけの、いや国のがん医療を導いているとされる先進地でもある。その力強い言葉に感動さえ覚えた。 

 早速今後の取り組みに参考にさせて頂きたいと思う。帰りに名刺の交換をさせて頂き、今後メ−ルやりとりのご指導をお願いし、三島駅を後にした。

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2009年01月27日

山陰から(2009年1月27日)

R0010809.jpg 朝8時に広島を出発し、次の視察先島根県へ向かう。片道4時間近いバスの長旅である。車窓から雪の多さに驚かされる。ひょっとしたら東北よりも雪の量が多いかもしれない。そんな景色を見ながら目的地に向かう。途中、故竹下登元総理の地元掛合町の道の駅で休憩。選挙の神様と言われた竹下登元総理の等身大の銅像がある。みんなで選挙の神様へ手を合わせる。

 ふと議員心理とは・・・・・と思ってしまう。島根県の議会には、都道府県で初のがん対策推進条例が議員提案により、成立した先進地であり、その導入の背景や具体の内容について伺う。北には、松江城、南に宍道湖がある風光明媚な地に県庁が建っている。

 当時、抗がん剤の使用方法を熟知した医師が少なく、都市部との格差が大きかった。そんな状況下でがん患者の全国組織「癌と共に生きる会」の元会長で自らも大腸がん患者だった出雲市出身のジャーナリスト佐藤均さんの存在が大きかったとのことである。一人の人間の行動が多くの人々の心を動かしたこのことそのものに感動である。

 国や県への申し入れや請願活動が県を動かし、翌年のガン対策基本法という法律制定にまで繋がった。具体的な内容については、早期発見・がん検診率向上のための為の施策を行うことなどである。

 特徴としては、患者への支援と緩和ケアの推進を独立項目としたことである。具体的にはがんサロン(相談体制)を県内9ヶ所に設置、また「がん基金」を作り、県民あげての啓蒙活動に取り組んでいることである。

 先進県は、先進県なりの背景や取り組みと言うものがある。やはり現地に来て見なければわからない。現場主義が大事なことが良くわかる。宮城でも本県独自の条例づくりにと思っている。下地が整ってきたのでがんばって参りたい、決意も新たにした。


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2009年01月26日

広島より(2009年1月26日)

緩和R0010806.jpg 今日から2泊3日で『がん及び地域医療対策特別委員会』視察のため広島県での緩和ケアの取り組み、島根県でのがん対策基本条例制定の効果等の調査に向かう。いつものように午前7:30〜9:00までは坂下交差点での街頭。その後、12:00発広島行きの飛行機に乗った。仁田・内海議員が乗り遅れ、広島での合流となった。

 広島は、ご存知のとおり世界ではじめて原子爆弾の被害を受けた地域である。戦後64年が経過しているが、未だに原爆症でなくなられる方が年間5000人を超えている。そんな背景もあり、がん対策への思いはかなり強い県でもある。

 患者や家族の方が住み慣れた地域において在宅や施設での希望に応じた緩和ケアが利用できる。その全県的な体制の構築を支援するための拠点として、緩和ケアセンターがその中心をなしている。“緩和ケア外来(デイホスピス)”“情報提供”“総合相談”または、緩和ケアに携わる医療・福祉関係者などを対象とした“専門研修”“アドバイザー”派遣などの地域連携支援事業等について話を聞いた。

 しかし、どの県でも同じであるが国が法律を作りそれに基づいて推進計画を策定するまではいいのだが、実際に独自の取り組みをしようとすると財源不足の壁にぶつかる。これが悩みの種であることはいうまでもない。

 地域医療の危機は、一刻の猶予も許されない状況であり、私たち国民の納得が得られる医療体制の構築を目指して、社会保障の観点からも医療制度のあり方について国が早急な見直しと抜本的な改革を切に望みたい。日本が目指そうとしている医療の姿については、医療の受け手であり、費用の分担者でもある国民を巻き込んだ議論が必要である。

 だからこそ、たとえばフリーアクセスで質の高い医療の提供を優先し、高水準のコスト負担を選択するのか、それとも、一定枠のコスト負担を前提としてそれに見合った医療提供体制を選択するのかなど、国民に対して目指す医療を具体的に問うことが必要であると強く申し上げたい。そんなことを考えさせられた。


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2009年01月25日

▲9.8%(2009年1月25日)

 今日も午前中、町内会の総会を兼ねた新年会に6ヶ所程顔を出す。その途中資料に目を通すと気になる数値が載っていた。厚生労働省の調べによると2007年度に事業年度が終了した労働者派遣事業所数は一般・特定を合わせ前年比19.4%増の50109社、派遣先は前年比で40万件増えて127万件である。

 売上高は同1兆円増加し、6兆4645億円となっている。実際に派遣された派遣労働者数は、同19.6%増の384万人で常用雇用労働者数に換算すると177万人分(前年比16.7%)となる。その労働力が派遣という形で投入されたことになる。

 特に増加が著しいのが製造業で2007年6月時点の製造業務従事者は40.4万人と前年同期から92.6%増えたことになる。労働形態としての定着と活用が進む一方、ここへ来て景気後退のしわ寄せが顕在化している派遣労働者の方々であるが、雇用の不安定差の増大と賃金など待遇面での後退はすでに2007年度から見られる。

 派遣契約の期間では、3ヵ月未満の割合が前年より12.4ポイント高い92.8%となり一般と短期化が進行。また、労働者数で全体の9割超を占める一般派遣について派遣先から派遣元事業者支払われる派遣料金は一人一日8時間当たりの平均額を見ると、2007年度は前年度より1545円(9.9%)増の14032円になっている。

 派遣労働者の平均賃金も2006年度の0.5%増から大幅な減少(9.8%減)に転じ9534円と10000円を割り込んでいる。2008年度は悪化がさらに進んでいるとのことである。何とかしなければ。

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2009年01月24日

昼下がり(2009年1月24日)

 七北田川の堤防を車で走っていると、鷹の一種である美しい“ミサゴ”が青空に白い羽を見せて大空に円を描いている。七北田川でも“ミサゴ”が見られるようになってきたのか、自然環境がある程度回復してきたのか、それとも・・・・・。

 そんな疑問を覚えながら人間の果てなしない物欲の追求によって、環境が破壊され自然が失われてゆく今日、自然の美しさや素晴らしさ、自然が我々に与えてくれる計り知れない喜びなどを改めて考え直してみることが必要ではとそう思えた。

 人間の行為のはかなさに比べて、自然はどこまでも悠大であり、変わることがない。清らかな風や朗い月は一銭の金を出して買う必要もなく、誰でも思いのままに風情を味わうことができる。

 この清風明日を友としながら酒を飲み、酔っぱらって、まるで王山が倒れるように横になって『清風明日を買うを用いず』と唄った詩人がいる。唐の李白は、清らかな風や明るい月はお金を出す必要がない。自然美を鑑賞するにはお金はいらない。貧乏でも心さえあれば、いくらでもこれを楽しむことができるそんな心境にさせられた。 

 昨年9月24日、忘れもしない「え〜、利府高が優勝!?」8月の甲子園で活躍した仙台育英に9−8で制し、画期的な日であった。その利府高が21世紀枠で選抜初出場のニュースには私立2強以外の野球部にまさに夢を与えてくれたのではないだろうか?創部25年目を迎えた利府高が念願の強豪私学の厚い壁を破り、春夏通じて初の出場を果たす快挙である。昨秋の東北大会4強入りした実力だけではなく、日頃の奉仕活動を通じてとのこと。夢の大舞台で思い切り野球を楽しんでほしいと思う。

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2009年01月23日

対応の早さ(2009年1月23日)

 オバマ大統領がキューバのグアンタナモ米軍基地にブッシュ前大統領がつくった収容所を一年以内に閉鎖することを命ずる大統領令に署名したとのことである。拷問、無期限拘束等、国内外から批判のあった収容所である。素早い対応に世界が驚きと好感をもっている。まさに“チェンジ”の始まりである。

 それに比べ、私達の日本はどうであろうか。緊急性を要する二次補正予算もようやく26日の成立が固まった。それにしてもブレ、『朝令暮改』が多すぎるような気がする。給付金の発表時には「生活支援」と言っておきながら、年が明けたら「消費刺激策」または「景気刺激策」と変わってきている。

 消費税の問題にしても税制改正関連の付則案でも、反対者が出るとすぐ後退した内容になってしまった。何かとブレすぎてはいないか?トップとしての哲学と信念はどこに行ってしまったのだろうか。最高責任者は議論に議論を重ね、そこである程度結論を得たのでなければ石田梅巖の言葉のように『一千万人と雖(いえど)も我いかん』の自己責任において信念を思って実行していくことが大事だと思う。

 それがまさにリーダーではなかろうか。それは我が宮城の首長さん方にもいえるのではないだろうか?アメリカ政治の素早さに改めて感動を覚える。財政の厳しい現状や高齢化で社会保障支出が増えることを考えれば消費税のアップは早めに引き上げざるを得ない。

 しかし経済の不振が続いている時に増税できるわけがない。実施時期に弾力性を持たせたことは当然である。しかし、政局も絡み総選挙を意識した今回の消費税迷走は本当に大きな問題を素通り、先送りにしたとしか思えない。経済情況の好転という文々があるが、それであれば経済を好転させるための短期的な対策、中長期的な政策は何なのかが示されていない。毅然とした対応を望みたい。夜、東北最大の企業の労組の役員と懇談させて頂いて「クリスチャン?」という言葉で盛り上がった。有意義な会合であった。

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2009年01月22日

不快感(2009年1月22日)

 それにしても何を考えているのだろうか?仙台市ガス局の民営化が破談!その上、自分自身の肝入りで約6億円の市税を投じて、国分町に地下駐輪場を建設。しかし、昨年の12月に開設したものの今月18日までの地下駐輪場の登録台数は699台と当初の見込みである収容台数1008台にも達していない。1日当たりの平均入庫数も127台と、1日の利用目標の10%程度にとどまっており、国分町周辺の放置自転車の解消にもつながっていないとのことである。

 年間の維持管理費も1500万円必要となるなど、様々な市政の課題がある中でまずは自分自身の職責を全うすべきだと申し上げたい。県教育長の自宅を訪ね(それも公用車を利用している。言い訳を言っても公私混同であることは明白である)、各教育委員あての手紙を渡した行動には正直驚いたというより「何考えてんだ」と申し上げたい。

 会見では政治介入・政治的圧力には当たらないと言っておられるが、何故そうであれば仙台市長と肩書を書いたのか。インタビューの記事を見ていてもこじつけとしか言いようがない。NPO法人が実施した一律共学化のアンケートの結果に基づいて多くの県民、市民の思いを代弁しているとの話には正直“開いた口が塞がらない”別学の選択肢が必要ならば仙台市立の仙台商業と仙台女子商業の統合はなぜ進めるのだろうか?

 県立高校の選択の幅のみをなぜ残すべきなのか、疑問と矛盾を覚える。まさに公私混同・自分本意としか言いようがない。市長としての支持率低迷で焦っておられるのだろうか?共学化の問題に専念されるより、自分の本分である市長としての責任ある行動を全うされることを申し上げたい。

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2009年01月21日

教育長発言(2009年1月21日)

 定例の常任委員会が午前10時から行われるが、それに先立って9時から『改革みやぎ』の会派総会が開かれた。話題は政務調査と教育長発言についてである。

 特に高等学校の共学化については、様々な議論をへて進められてきたことであるが、正直『男女共学化の請願について』先日の教育委員会での県の教育行政の責任者である教育長の否決という意思表示には全く驚かされた。これまでも男女共学化は、議会においても当時の高校生や多くの県民の方々と議論に議論を重ねながら、1年間先延ばしをしながら話し合いが進めら決定したことである。

 そのコメントも「一委員として・・・・・」との報道であるが重大な発言であり罷免に値する言動でもある。(判例・教育委員会の意思決定がなされた後にこれに反する言動に出ることは委員の義務違反であり、この場合には委員を罷免するか否かは任命権者の裁量事項である)

 今、子供達は受験を間近に控え、必死になって希望校への合格を願って努力をしている最も大切な時期である。これから未来へ向かう希望ある子ども達や保護者に大きな混乱と不安を与えてはならないと私は思う。それこそが責任ある大人の対応ではないだろうか。

 今回のこの問題は、例の田母神航空幕僚長の論文問題と似ているような感じがする。この度の教育長の発言でごたつけば村井知事への責任問題にまで発展する可能性も出てくるかもしれない。

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2009年01月20日

予感(2009年1月20日)

 45年前、「私には夢がある。私の4人の子ども達がいつの日か肌の色ではなく、人格の中身によって判断される国家に住むようになるのです・・・・」とリンカーン記念堂で演説したマーチン・ルーサーキング牧師は、天国からどんな思いでオバマ新大統領を見つめているのだろうか。まさに、新しい歴史の1ページが開かれた。

 そんな思いで真夜中に始まったアメリカ大統領就任式をテレビで観いってしまった。今日は宿泊先の熊本から熊本県議会で2時間ほど視察を行い、その後、高速バスで福岡空港へ。福岡空港から伊丹空港(大阪)。伊丹空港から仙台空港へと帰仙後、2つばかり会合をこなし、午後9時過ぎに少し熱っぽいので帰宅した。

 少し仮眠した後、どうしても気になるので午前0時過ぎ起きてテレビをつけた。しかし、“あっ”と言う間に午前3時になってしまった。2時間が“あっ”と言う間であったが、これほど太平洋の向こうのワシントンでの出来事がとても身近に感じたのは私だけだろうか。日本の国会よりも身近に、その上ものすごいダイナイズムを感じる。

 各マスコミも前日からオバマ一色であり、アメリカ大統領という職務が特別なものであることが分かる。アメリカ初の黒人、それもアフリカ系移民の大統領の誕生である。「今、求められているのは新たな責任の時代だ。一人々々の米国人が我々は自分達自身と我が国、そして世界に対する責任があるということを認識しなければならない」と新大統領としてアメリカ国民へそして世界へと呼び掛けた。

 この新大統領の誕生、そしてこのスピーチは世界へ向けて間違いなく新しいうねりをあるいは新しい流れを呼び起こすのではないだろうか。海の向こうから新しい胎動が私達日本へも波及してくる予感を覚えた。私も少しでもこの宮城野区からなんらかの波を起こさなくてわ。このテレビ中継を観て、大きな感動を覚えた。

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2009年01月19日

九州へ(2009年1月19日)

 地方自治法の改正で議会に関する規定がいくつか変わった。その第一は、定例会の回数制限が撤廃されたことである。従来、定例会は、年4回(2月・6月・9月・11月)と決められていた。    
 
 しかし、改正によりその制限がなくなった。これまでは年間約90日程度しか議会は開かれておらず、議会行動が不十分と言われてきた。今後はもう少し議会日数を増やすことも必要である。隔月議会でも毎月議会でも良い。委員会を含め月1週程度、年間150日くらいの議会開催が良いのではないかと思っている(三重県では年2回200日程度の改正を行った)。

 第2は、常任委員会の設置制限が廃止されたこと。自らの判断で議会は常任委員会を自由に設置できるようになった。各自治体の個性ある委員会設置を考えていくべきである。
 
 第3は、議長に臨時会の招集請求権が与えられたこと。議会の招集権は首長に残ったままだが、議長は議会運営委員会の議決を経て臨時会の招集を請求できるようになった。

 第4は、専決処分の要件が明確化されたことである。
 
 第5は、委員会制度について幾つか改善されたこと。@議員が複数の常任委員会に所属出来るようになった。A閉会中でも議長は委員会の委員を指名できる。B委員会には議案提出権を認めたことである。

 第6は、学識経験者等の知見を活用し政策立案機能の強化が可能になったことである。今後、議会活動の独自性が問われているそんなテーマで仙台空港から一路九州福岡県議会へ向かった。今日から議会運営委員会の視察1泊2日の強行軍である。

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2009年01月18日

メッセージ力(2009年1月18日)

 こういった時代、発想の転換が必要である。日曜日ではあるが朝から町内会の総会やら各種団体の新年会が目白押しにある。その会合回りをしながら、なるほどなぁと思わせられる時がある。

 日計(にっけい)すれば足らず
    歳計(さいけい)すれば余りあり

 『荘子』の言葉である。この言葉は、「日々の計算では不足であるが、一年単位で計算すると余りが出ている」つまり、目先の利得はなくても長い期間では利益があるという意味である。

 無為自然の道を体得した中国の老荘的な哲人荘子は、このような生き方をするという話を残している。老子の弟子に庚桑楚(こうそうそ)という男がいた。彼は北方の魯の畏塁(わいるい)という山里に住んでいたが、目はしの利き、仕事をてきぱきとやってのける下男・下女をすべてクビにし、愚鈍でうわべを飾らぬものばかりを使っていた。

 しかし、3年もするとその土地から穀物が多く取れはじめ、彼らのやり方に感化されて畏塁の人たちの生活も大変豊かになった。そこで地元の人々はこう語りあったそうだ。

 庚桑楚先生が村にやってきた頃はわしらは何と風変りなお方だと驚きあきれたものだった。ところがその後、わしらの生活は、その日その日の勘定では足りないのに、一生を通して勘定して見るとちゃんと儲けになっている。こりゃてっきり聖人さまだ〜。という話である。

 1933年、大恐慌の真っただ中の混乱期に大統領に就任したフランクリン・ルーズベルトは「我々が唯一恐れるべきものは、恐れることそのものだ」と国民を勇気づけた。1961年ケネディは「国家が自分の為に何かをしてくれるのではなく自分が国家の為に何ができるのかを問いたまえ」と新時代の担い手となるよう呼び掛けた。

 今必要なことは発想を変え、政治のメッセージ力が重要なことかもしれない。“成せば成る 成さねば成らぬ何事も 成さぬは人の成さぬなりけり”

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2009年01月17日

最近思うこと(2009年1月17日)

 原町商店街の山田会長(山久商店社長)志羽久先輩(高砂屋酒店)と午前中お会いし、商店街のモニュメント等の補助事業の報告をさせて頂いた。それにしても地域商店街の疲弊は大変な状況だ。世界的にも経済危機で浮き足立っているのが現状だ。

 日本の政治リーダーは少しでも節約し、貯金しようとしてきた日本人の国民性を否定的にとらえ、この国を貯蓄より消費を美徳とするアメリカのような国にしようと必死になって呼び掛けている。この頃それは間違いないのではないかと思うようになってきた。

 資本主義というのは新自由主義を持ちこまなくても、放っておくと必ず競争主義になるようになっている。だからこそ資本主義社会の基本は競争主義であっても一方では暖かな血を通わせるような、子どもとかお年寄りとか障害者には優しい、つまり弱い人たちを大切にすることが社会のあり方として大事なことである。

 そういった社会のあり方が逆に考えると経済的にも大きな意味を持つように思えるのである。日本人は1500兆円もの個人金融資産を持っている。国民一人当たりで言うと世界一である。そのうちの2割でも流動化すれば日本の経済はたちまちよくなるはずである。

 しかし、何故動かないのだろうか。貯金を使いきらずに亡くなっていかれる高齢者もたくさんいる。この国の医療や福祉制度が将来的に不安に思えて、この国は自分を護ってくれるとは思えないのではないだろうか。OECDが2007年に発表した資料によれば日本の医療費のGDPに対する割合はOECD加盟国の平均9.6%であるのに対して8%で加盟30カ国中21位である。

 つまり、他の国より経済規模の割には医療・福祉が貧しいということになる。首都東京で、脳出血になりかかっている35才の妊婦が病院を8ヶ所も、それも設備が整っているはずの大病院をタライ回しされて亡くなったり、大都市札幌で27週で生まれた赤ちゃんがNICU(新生児特定集中治療室)が不足しているために何ヶ所もの病院で断られ、結局救命できなかった、というような状況が豊かな国だと言われている私達の日本で起こっている。私は、子育てと教育・医療と福祉を充実させる「安心の国づくり」をすることこそが、日本経済再生の一番の近道ではないだろうか?と最近そう思えてならない。

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2009年01月16日

朝のニュースから(2009年1月16日)

 朝のニュースでびっくりさせられた。厳寒のニューヨークで飛行機のエンジンに鳥が入ってエンジンが止まり、ハドソン川に不時着した事故(バードストライク)がテレビから流れている155人全員が助かり、死亡者はゼロということに驚いた。ジェット機の場合、エンジンが止まったら即墜落ということになる。

 “運が良かったなぁ〜”“不時着の場所が良かった”“機長の的確な判断・危機管理が良かった”等々、様々な対応が功をとうしたのであろう。旅客全員が救助されたことは大きい意味がある。それにしてもあの大きなジェット機が小さな鳥のバードストライクが原因で不時着することは驚きである。

 しかし、よくよく考えると、日本の空港はほとんどが水辺にあり、野鳥の楽園と隣り合わせにある。今後こういった事故が起こりうるということにも繋がる。時々仙台空港を利用させて頂いているが一抹の不安がよぎる。こういったことがないように検証することも大事ではないだろうか。

 自民党を離党した渡辺喜美代議士の勉強会立ち上げも話題になっている。「新党も目指さず、民主党と組むこともない。政界再編が一番の理想だ。」と述べている。総選挙後の再編に期待しているのだろうか。いずれにせよ、総選挙がなければ次の一手が出てこないということなのだろうか

 渡辺議員は選挙区事情からして一人でも戦っていける環境だ(民主党候補がいない)だから慌てることはないのだろう。とは自民党辻の話である。確かに同調者は今のところはいないようだ。それにしても天下りを良しと思っている国民はいない。ましてや「渡り」などは論外である。「寄らば大樹」「長いものには巻かれろ」といった政治風潮の中でその信念と行動は評価されると思う。渡辺議員の真価が問われるだろう。

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2009年01月15日

ワークシェアリング(2009年1月15日)

 今年度の春闘が本格的に始まった。未曾有の不況下で行われる労使交渉は、例年以上に国民の関心は高い。賃金に加え、雇用維持が労使交渉の緊急課題ではある。しかも、非正規社員のリストラが相次ぐ中で、正社員中心の従来型の労使交渉から抜け落ちている新しい問題に向き合う春闘となる。

 日本経団連と連合の首脳懇談会では労働側が「内需拡大のためにも賃上げが必要である」と8年ぶりにベースアップを要求した模様だ。逆に、経営者側は金融・経済危機を理由に「賃上げは困難である」として話し合いは互いの主張を言っただけの平行線をたどったようだ。

 不況下の労使交渉は、歴史的にも数々あったが本格的にワークシェアリングが話あわれたのは初めてかもしれない。1人当たりの労働時間を短縮して解雇者を出さないために仕事を分かち合う仕組みである。欧州では、93年に自動車大手のフォルクスワーゲン(独)が導入したケースやオランダの政労使による「ワッセナー合意」が有名である。

 日本でも石油危機以降70年代末や円高不況時の80年代末。90年代の3回に渡ってワークシェアリングの導入が議論された。02年には政労使が基本合意している。しかし、実際にはワークシェアリングを導入した企業はほとんどないのが実体だ、その後、景気回復の影響もあり、立ち消えになっている。

 当面の緊急対策として非正規の雇用維持を最優先とするワークシェアリングなら理解を示すが雇用のあり方そのものを議論することが必要である。そもそも労働派遣法は当初派遣をソフトウェア開発や通訳などの専門的な職種に限っていたのを04年の改正で製造業にも拡大した。その時点にさかのぼって議論すべきと考えるからである。緊急性と恒久性を分けて対応することが大事である。

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2009年01月14日

道(2009年1月14日)

 午前5時半に起床する。東の空が薄っすら朝焼けに染まり始めている。昨日の天気予報では雪模様であったが、雪が降らずに済んで『ほっ』とした心境だ。所用があって午前7時16分の新幹線で東京に向かう。岩沼市を過ぎたあたりで雪が屋根に積もっている。昨日はこの辺りは結構降ったのだろう。

 蔵王の長いトンネルを抜けて、福島に入ると一段と雪の多さを感ずる。快晴で、奥羽山系の山々もくっきり見える。那須高原を過ぎる辺りから秀峰富士山がしっかりと見える。「へぇ〜、こんなにも遠くから富士山が見えるのか」とさすが日本一の富士と感嘆する。

 東京に着いた結構肌寒い。遠くに国会議事堂も見える。青い空にくっきりと浮かびあがっているがそのすがすがしさとは正反対に国会では、私達の思いとは別の方向に議論は進んでいるような感じを受ける。今日のこの空とは正反対の暗雲が垂れこめているとは新聞記者の言葉である。

 ほら 足元を見てごらん
  これが あなたの歩む道
 ほら 前を見てごらん
  あれがあなたの未来

 その優しさを時には嫌がり
  離れた母へ素直になれず

 ほら 足元を見てごらん
  これがあなたの歩む道
 ほら 前を見てごらん
  あれがあなたの未来

 ほら 足元を見てごらん
  これがあなたの歩む道
 ほら 前を見てごらん
  あれがあなたの未来

 未来へ向かってゆっくりと歩いてゆこう

 玉城千春さんの未来へという詩である、そんな心でいつも歩んでいきたいものだ。東京の青空の下を歩きながらそういう思いに駆られた。

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2009年01月13日

すがすがしい気持ちで(2009年1月13日)

 ジョギングを日課にしているが、寒い日が続いている。その上、新年会も続いているので少々さぼり気味であるが、今日は少し暗い中でも家を出た。飽きないように、気の向くままにコースは変えている。原町本通り、いつものお寺ではあるが『まなざしを上げ』という法話が掲げられていた。

 『どんなに長い雨降りでも、必ずやむ時が来ます。また、どんなに長い夜でも必ず朝になるものです。人の世のことも、大方そんなふうに動いていくもの。前途を暗く考えればきりがありません。日々まなざしを上げて希望をもって過ごして参りましょう。合掌』とあった。

 「新しい年は『臥薪嘗胆の年』とあり、不況の影響も今年はジッと耐え時を待つことが大事です。この冬は例年より寒いようですが境内の老梅や桜は寒冬に耐え、早く花をつけるように明るい春を待ち望んで、元気に過ごしましょう。合掌」とも書いてあった。

 新年に当たり、そういった言葉でご挨拶させて頂いているが改めてその法話を読んで元気にさせられた。暗い世相ではあるが、お寺のご住職の気持ちと人柄が浮かんでくる。ようやくオレンジ色に空が染まってきた。

 東の野に
   かげろいの
    立つ見えて
 かへり見すれば
   月かたぶきぬ
          柿本人麻呂

 の一首を思い出した。空はまさにそんな感じがする。すがすがしい気持ちで再びジョギングを始めた。

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2009年01月12日

成人の日(2009年1月12日)

 昼からの自衛隊OBの会である隊友会の新年会に参加をする。共同通信社等が行った世論調査で麻生内閣の支持率が昨年12月の前回調査から6.3ポイント下がり19.2%。不支持率は8.9ポイント増の70.2%と報道されている。定額給付金についても「評価しない」が70.5%、昨年11月の調査から12.4ポイント増え、「評価する」は23.7%で7.7ポイント評価が下がっている。

 衆議院の解散では「今すぐに」が33.7%、「2009年度予算成立後の4月頃」が32.7%で合わせると70%近くが早期解散の声である。ある新聞社の世論調査(9〜11月)でも支持率は20.4%。不支持は5.6ポイント増えて72.3%。麻生首相と小沢代表のどちらが総理にふさわしいかとの質問でも小沢代表が39%と昨年12月の調査から3%増え、麻生首相は27%で2%減っている。

 内閣不支持が70%もあるということは政府としての求心力はない状況と言わざるを得ない状況だ。政権の延命や党利党略では国民はもう納得しないと思われる。自民党の県選出国会議員が勢ぞろいしているがどこか元気が無さそうだ。東北方面総監の「今年は寡黙になる」という言葉だけが印象に残った。この会には民主党の国会議員は誰も招かれてはいない。選挙の結果いかんで変わるのだろうか。現場は大変だ。

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