2008年05月10日

にぎりめし(2008年5月10日)

 大企業のトップと小一時間ほど懇談させていただいたく、これからの組織のあり方についてご教授を戴いた。「組織は人だ」とよく言われる。そのため、多くの人が「人間関係を何よりも大切にする」という「和の精神」が必要となる。組織は人で成り立っているのだから、その人と人とのかかわりを滑らかにしておかないと組織がギスギスするし、きしむからである。こういった「人の和を保つ」という“みんなで仲良く”の思想は長年日本で大きな効果を上げてきた、とおっしゃる。

 しかし、時代が変革してきている中で、現在の人間関係は価値の多元化にともないものの生産販売と全く同じで、「多品種少量主義」に代わってきているとこの方は言っている。人間の一品種多量主義的なものは消えたとも言っている。

 「きくちさん、入社式で私はこういう話をしました。」つまり今までの“和”で醸成された人間関係はいわばオカユの和である。一粒一粒の米がクタクタに煮られてしまっている。アイディンティティのないふにゃふにゃの存在である。がこれからの社員には自立の精神を高め「にぎりめし」になることが会社に必要なんだ。

 にぎられてチームワークは守るが、一粒一粒が米である。という自己主張を通す。こういう状況を社会全体で率先してしくことが生き残っていくことになるのではないでしょうか。大衆の分化化です。との会話である。なかなか含蓄のある言葉だ。これから何かと使わせていただくことにした。それにしても我が母校新田小学校の運動会は寒かった。子供達が風邪をひかないことを祈る。
posted by きくちふみひろ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする