春眠不覚暁 處處聞啼鳥
夜来風雨聲 花落知多少
春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず / 処々(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く / 夜来風雨の声 / 花落ちること知る多少 /
と読むそうだ。心地よい春の眠りに夜の明けたのも知らずにうつらうつらしていると、あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえてくる。昨夜は雨や風の音がしていたが、桜の咲き始めた花びら等はどれほど散ってしまったのだろうか?
どうも昔から日本人によく親しまれた詩であるようだ。本の注釈にはこう書かれてある。「平易な表現の中にも、浅い春の朝の気配を良く描写した代表的な詩である」この詩と母親が良く歌って聞かせてくれた“おぼろ月夜”の歌詩は、私にとって春の叙情的な代名詞である。
決まってこの時期になるとこの詩とこの歌を口ずさんでしまう。梅田川の堤防を福田町方面へ折り返しで約7キロの行程を黄色い菜の花を見ながら、春風にほほをなでられながら、そして歌を口ずさみながらのジョギングは爽快であった。

