大町さんから生前、“盛年重ねて来たらず、一日再晨なり難し”と教えられた言葉を思い出す。菊地君、若い時代は二度と来ないし一日のうちに朝は決して二回は来ない。今の今を大切にしなさい。そしてその時々を充実した時を過ごしなさい。とこの言葉は教えている。
これは中国の陶淵明(とうえんめい)の雑詩という題名の詩であるが、雑詩とは一種の無題詩ということになる。陶淵明は雑詩を12編作ったが、これはその第1首である。全体としての詩は次のようになる。
人生 根帯なく/飄(ひょう)として陷上の麈の如し/分散し風にいて転ず/此れ己に常の身に非ず/地に落ちては兄弟と成る 何ぞ必ずしも骨肉の親のみならんや/勧を得なば当に楽しみを作すべく/斗酒もて比隣を集めん/時に及びて当に勉励すべし/歳月人を待たず
となっている。時代や国が違えども、時を大切にする充実した時間を過ごせとはまさに万国共通の思いがある。この言葉も大切にしていきたい。
午後からは日頃お世話になっている建設関連業の協力会の安全大会に出席をし、30分ほど県政の話をさせて頂く。平成20年の新年度を迎えてい入るが、建設関連の業界はすさまじく大変のようだ。まさに建設関連業の構造改革の進行状況は、混迷の一途のようだ。これも政治の責任である。

