2008年04月30日

復活(2008年4月30日)

 帰宅途中、ガソリンスタンド前は明日からの暫定税率復活前の給油で200〜300mの長蛇の列ができている。ガソリン税の暫定税率を元に戻す改正租税特別措置法が衆議院の本会議で再可決、成立した。

 5月1日出荷分から1リットル当たり約25円の暫定税率が1ヵ月ぶりに復活する。1リットル130円前後のガソリン価格(レギュラー)は原油価格の上昇分を含め、160円前後に上がる見通しとなる。民主党も反対々々だけの審議拒否だけではいずれ世論の批判を招く可能性もある。

 ここは暫定税率が復活した現実を踏まえ、与党との協議で一般財源化した場合の使い道などで政策の成果を出した方が党への信頼を高めることになるのではないだろうかと私は思う。(例えばガソリン税〈蔵出〉をガソリン取引税として地方税へ回す等)

 今地方経済状況は、上場企業でさえ今期の業績が7期ぶりの減益となる可能性が強まっているなど急激な減速傾向が鮮明である。悲鳴に近い嘆きが聞かれる。その上原材料高による物価上昇、私達の消費心理は冷え込む一方である。

 政治の停滞をいつまでも続ける余裕はない。今こそ政局にせず、否応なしに来年9月には衆議院も任期が訪れる。信の国民政党として国民に認知してもらえるようなマニフェスト(政権公約)に本腰を入れるべきではないだろうか。与党の敵失に喜んでいるようなことではなく、本格的な責任政党に今こそ脱却することが必要だ。

 だからこそこの閉塞状況を打破していくためには、国会運営の駆け引きに明け暮れるのではなく、現実的に国民に信用されるような具体の政策で競い合うことが何よりも重要と考える。その際には財源の裏付けをきちんと示す事は欠かせない。
 税制の抜本的改革や年金、後期高齢者医療制度等の社会保険改革を動かすためには民主党がもっと具体案を掲げて政策闘争することが政権奪取に繋がると思うのは私だけでは無いはずだ。
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2008年04月29日

勘違い(2008年4月29日)

 “目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ”残雪は山の青さをひき立てる、緑色に映える木々の合間に桜は少しだけど薄桃色に霞むように残っている、川には新緑が映えて今年の春も見る間に青葉の季節へと過ぎ去ろうとしている。

 今日は「昭和の日」昭和天皇の誕生日でもある。五輪町内会の老人クラブ「寿会」の総会に出席をする。この寿会も年々加入者が減ってきている。しかし、地域のコミュニティとしてぜひ皆さんで存続してほしいと祝辞を申し上げてきた。

 午後からは陽気に誘われて久しぶりに梅田川の堤防を30分ほどジョギングする。この陽気に誘われてか私だけではなく、多くの人たちが犬を連れて散歩・夫婦でのウォーキング子供自転車で仲よくサイクリングする親子等。川の流れもいっそうサラサラと・・・・・感じる。

 岸にはスミレや菜の花が咲き乱れ、ひばりの鳴き声も一際大きく感じる。生命のまさに息吹を感じながらの30分は爽快そのものであった。しかし、毎日のジョギングのせいか左足のふくらはぎあたりに違和感を覚える、走りすぎかな?。

 「緑の日」は国民の祝日であるが2007年より5月4日になっている。1989年から2006年までは4月29日であった。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自然にしたしむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」こととされている。

 皆さん今日は「昭和の日」であることをご存じだったであろうか? 私はつい「みどりの日」とばかり思っていた、2005年祝日法改正により、昨年以降は「みどりの日」を5月4日に移動し、4月29日を「昭和の日」とすることになったのである。恥ずかしいが大いに勘違いをしてしまった。
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2008年04月28日

39%(2008年4月28日)

 医療分野のシンクタンクである日本医療政策機構(NPO法人)が、今年1月に全国の20歳以上の男女を対象として実施した調査によると、費用がかかるために医療を受けなかったことがある人の割合は何と39%に上がると言うのである。

 過去1年間に「具合が悪いところがあるのに、費用がかかると言う理由で医療機関に行かなかったことがある」と答えた人は31%もいる。同じ理由で「薬を処方してもらわなかった」という人も12%もいた。

 収入との関係の資料にも目を通すと、収入と保有資産の多寡によって3つの階層に分けられるそうだ。高所得・高資産層(年間世帯収入800万以上、かつ純金融資産2000万以上)で「医療機関に行かなかった方」は18%で、「薬を処方してもらわなかった」のは2%にとどまるのに対し、低所得者・低資産層(年間世帯収入・純金融資産とも300万未満)ではそれぞれ39%と16%を占めている。

 医療サービスは、所得の動向に応じて増減をさせにくい支出項目のひとつとされる。しかし、現実には経済的な事情に非常に左右されやすい。低所得層を中心に重い負担となっている。

 医療サービスにも少なからず格差が、生じていることがこの数値からも理解できる。総務省の「家計調査」を見ると、保健医療への支出額を世帯(2人以上)の収入別に見ると、最も収入の少ない年間収入350万円以下の方と最も収入の多い年間869万以上の格差は07年の速報値で2.57倍となっている。格差が様々な分野で顕著になってきている。
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2008年04月27日

大型連休(2008年4月27日)

 福田政権の初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙で、民主党前職の平岡秀夫氏が勝利した。“内閣支持率の低迷の福田首相にとっては手痛い打撃で求心力の低下は避けられない”“後半国会で民主党が対決姿勢を強めるのは必至だ”補選敗北がきっかけとなり、政局が激動する可能性があると報じている。

 「票差は2万を超す」と書かれているが、私から言うとこの大逆風の中で20,000票しか差が拡がらなかったか!相手は新人、こちらは前職である改めて自民党の底力、組織力に驚いている。やはり与党の力なのであろう。投票率は69%で2005年前回の衆院選に比べて3.4%下回ったようだ。

 民主党はガソリン税の暫定税率の復活阻止とともに後期高齢者医療制度を争点化にした。それが功を奏したのであろうと思う。

 しかし、自民党の底力をなめてはいけない。50年以上も政権を担い続けてきた政党である、単純に次期総選挙で勝つことはそう簡単ではないことを肝に銘じなければならない。“勝って兜の緒をしめろ”である。

 昨日からゴールデンウィークが始まった。カレンダー通りに出社する方、11連休という方もおられる。今年はこうした日並びの悪さも手伝い、旅行者は国内、海外ともに昨年を下回るだろうとの予想がされている。

 日並びの悪さだけではなく、庶民の懐の具合ではないだろうかと私は思う。観光産業、観光産業と行政はもてはやしているが景気が好くての話である。ディスティネーションキャンペーンが気になる
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2008年04月26日

聖火リレー(2008年4月26日)

 オリンピックの聖火とは本来平和と友愛の象徴であるが、この度五輪聖火は台風のような感じがするのは私だけだろうか。聖火を守るために警備の壁が築かれ、危険地域は立ち入り禁止、警戒本部まで設置された。

 長野ではワクワクするというよりは、ピリピリとした空気が漂っている。果たして走者はどういう気持ちなのだろうか?爽快な気分という風にはならないであろう。

 ニュースを観ていると案の定、聖火ランナーたちへ卵が投げつけられた。また、乱入しようとする男。ペットボトルも投げ込まれた。沿道には中国国旗とチベットの旗で埋め尽くされ、平和の祭典であるはずのイベントはまさに「市民不在」の中で進んだ。

 「こんな聖火リレーは112年の五輪の歴史の中で初めてだろう」とは解説者の話である。当初出発地となるはずだった善光寺では、辞退を決めるまで僧侶の激論が交わされたようだ。仏教徒としてチベット問題で何を語るべきなのか「憂慮する」と記者会見で語っておられた。「フリーチベット」(チベットに自由を)「ワンチャイナ」(中国はひとつ)こんな政治的なことに利用されて良いのだろうか?不快でならないのは私だけではないようだ。

 午後からは野鳥の会の総会に出席をし、自然環境問題で出席者の皆さんと懇談し、日頃家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてる『永井洋史・雅子』夫妻『杤本亮・香織』夫妻の結婚式に、はしごをする。若い2カップルとも誠にお似合いの二人であった。新婦の初々しさはともかく、明るい未来に接している感じである。両夫妻に幸多かれと祈念申し上げる。
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2008年04月25日

再可決でどうなる(2008年4月25日)

 ガソリン税(揮発油)の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案の「みなし否決」が事実上確定した。日曜日の衆議員山口2区補欠選挙の勝敗は関係なく、法案が30日に衆議院で再可決することが与党の国対委員長より発表された。

 30日に再可決された場合には、
 ○ガソリン税が1リットル当たり53.8円引き上げられる。
1リットル=160円程度(4月1日以降現行28.7円)

 ○軽油引取税が1リットル当たり32.1円に引き上げられる。
1リットル=135円程度(4月1日以降現行15円)

 ○自動車取得税が購入価格の5%に引き上げられる。
(現行は3%)

 ○国・地方の税収欠陥は1,800億円(1月分)

 万が一、再可決が先送りされた場合は
・ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税は関係の法案が成立するまで現状維持される。
・5月1日に自動車重量税の暫定税率が失効する、1トン台前半の自家用乗用車で2年間の車検費用が22,800円安くなる。
・自動車重量税暫定税率分の税収が失われ、国地方の税収欠陥が1日当たり約75億円(現状は60億円)に膨らむ計算になる。

 ちなみに自動車重量税を説明すると道路整備や公害健康被害の補償に充てることを目的に1971年に創設された。そして、74年に暫定税率が導入される。車検の際に自動車の所有者が負担する仕組みだ。自家用普通車の税率は年間で車両重量0.5トン当たり6,300円でこのうち本来の税率は2,500円で、3,800円の暫定税率が上乗せされている。

 暫定税率の導入時期が第一次オイルショックと重なったことから、企業活動への悪影響を抑えるため営業用車両の暫定税率は年間で総重量1トン当たり300円優遇されている。しかし、現状は営業用車両の認可を受けるには事務手続きが非常に煩雑で、地元の小さな企業では自家用車を営業用として使用しているケースの方が多いようだ。
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2008年04月24日

東京での一日(2008年4月24日)

 東京でまちづくり三法の件で、経済産業省の友人と会い、レクチャーを受ける。その後、新党大地の鈴木宗男先生の叱咤激励する会に出席する。野中広務元自民党幹事長の挨拶、国民新党の亀井静香代表代行、自民党の伊吹文明幹事長。民主党の鳩山由起夫幹事長挨拶。そして世話人代表でシンガーソングライターの松山千春さんとそうそうたる顔ぶれの挨拶が続く、与野党の幹事長の挨拶が聞けると言うのも珍しい。

 与野党6党は23日、道路特定財源に関し2日目の協議会が開催されたようだが、具体的中身の議論とならず、決裂したようである。野党側は与党が再可決方針を決めたことに反発してのようである。今、山口2区の補欠選挙が終盤戦に入り、27日の結果を受けて野党も協議に乗るか乗らないかという状況のようだ。いずれにしろ来週から様々な国会の動きが出てくるとのことである。それぞれの来賓の話を聞いているとそういった感じである。

 しかし、それにしてもお互いに大人の対応が必要ではないだろうか。民主主義の大原則は“議論に議論を重ねてそこで得た一定の結論にはお互いに責任を持つ”ということを忘れてはいけないのではないだろうか?庶民の生活を考えると真摯に話し合いをすることが大事だと私は思う。

 民主主義は折合いを付け、どこかで妥協しないといけない仕組みになっている。制度的に考えても国権の最高機関たる国会に所属する立場の方にはぜひそう考えて行動して頂きたい。末端の私達国民が一番困惑していることを是非一番に考えてほしい。

 「努力した人が報われると言われるが報われない人の方が圧倒的に多いことを忘れないでほしい。努力する姿勢こそが大事なことであって努力を積んでいくことに価値がある」という千春氏の言葉が胸に響いた。鳩山幹事長から「力になれず残念で申し訳ない」と言われた。「そんなことはありません。まだまだ志は変わりませんから」「そうですね、次のチャンスをつかんでください」そんなありがたい会話もさせて頂いた。今日は実りの多い一日であった。

 それにしても、鈴木宗男先生は頑張っているなぁ。本当の政治家だなぁと改めて交友の広さと多くの方々に支えられている姿を目の当たりそう感動した。
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2008年04月23日

政経フォーラム(2008年4月23日)

 仙台市内の中小企業のオーナーさん達を中心に私を応援して下さっている、きくち文博政経懇話会という後援組織がある。代表は、地元の江馬印刷鰍フ江馬文成社長にお願いをしている。この会では地元であまり話を聞けないような講師を招き、隔月で政経フォーラム(勉強会)を開催している。

 人口減少社会を迎え、様々な仕組みや、システムが行き詰まりを見せている。道路特定財源のあり方、暫定税率の問題、後期高齢者医療制度のあり方。また、今後年金の財源はどう確保されるべきなのか。消費税を含めた、間接税と直接税は・・・・・・?地方分権は?等。将来への不安と課題に対して、今回は税制の第一人者で民主党の最高顧問でもあり、元大蔵大臣を務められた藤井裕久先生に来仙賜わった。

 税制のあり方を議論するときは、この方を除いて語ることはできないくらいマスコミにもよく登場されている。大蔵省入省後、主計局畑を歩まれ、当時竹下登官房長官秘書官、田中内閣秘書官、その後国会議員へ。細川内閣、羽田内閣で大蔵大臣に就任されている。

 政局の行方から暫定税率復活の問題、年金の基礎部分の財源としての消費税のあり方等、一時間くらいでは聞き足りない部分はあったが、お忙しい中、様々なアドバイスを賜わった。「天下り持参金」「天引きを考えた役人は征伐」「後期高齢者医療制度は最悪だ」等今後の活動の参考となった。

 また、暫定税率を導入した時の田中内閣時代の話は今考えられているような状況下で導入が決められたのではなく、物価の上昇を抑えるための2年間という話も興味がそそられた。あっという間の一時間半の講演であったが、今日ご参加を頂いた方々からは「よかったねぇ、よくわかったよ!」という声を頂き、無事閉会となった。ここ半年私自身の公認の問題もあり、政経フォーラムをサボってしまったが、また定期的に開催して行きたいと思っている。今後は前原誠司衆議院議員、アパホテルの元谷会長、岩手県知事の達増拓也氏を予定しているので、こうご期待!

 追伸、ご参加頂く方はメールでも結構です。
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2008年04月22日

社会的共通資本(2008年4月22日)

 地域医療対策調査特別委員会(所属)で救急医療情報システム事業を宮城県が委託している。(財)宮城県地域医療情報センターに視察を行った。県内159ヵ所の医療施設、12ヵ所の消防本部にウェブ上に端末機を設置し、二次及び三次の診療の可否または、手術の可否。男女別空床の有無等の救急医療応需情報を収集して、県内の全医療施設及び、消防本部に対して救急医療応需情報の提供がなされている。

 とりあえず県民の皆さんには、一時診療の医師(かかりつけの医師等を指す)を介して、適切な高次(東北大学病院をはじめ)の診療を受けることができるようなシステムにはなっている。この情報センタ ーの仕組みは、宮城県医師会館内にホストコンピューターといわれる心臓部があり、ここから医療施設や各消防本部の端末機を電話回線で結び独自の工夫を重ねて結んでいる。そして、救急医療情報や医療関連情報をオンラインリアルタイムで相互通信を行う双方システムになっている。

 つまり、端末機を医療施設や医師が保有し、専門化された特殊診療の情報をそれぞれに共有するためのサービスである。また、救急医療の体制強化を図るため、県民への24時間電話案内による休日・夜間診療等の情報も提供してる。 しかし、それでも救急体制の搬送時間がかかり過ぎるとの課題もあり、財政面での課題残る。社会的共通資本という面から考えるべきで、経済面や産業面から区別して政策を推進することが必要ではないだろうか?、私はそう思う。
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2008年04月21日

ガソリン税を社会保障財源に?(2008年4月21日)

 午前10から定例の常任委員会(総務企画委員会)が開催された。相変わらずのあなた任せの道路特定財源・暫定税率の日切れによる財政不足に対しての福祉教育等の予算執行保留の言い訳である。

 なぜ昨年の参議院選挙の結果により衆参ねじれになることや日切れになることが予想されたのに対応を怠ったのか疑問である。「国からくる金が来ないので・・・・・・・」と言い訳が続くが果たして、このような状況下で知事が言う道州制や地方の自立が本当に目指すところ可能なのか、甚だ疑問である。

 ガソリン税を社会保障財源にあてることだって可能である。なぜガソリン税と社会保障という全く別のものが結びつくのかと意外に思われる人も多いと思うが、ヨーロッパの国々ではこれと同じような政策を実施している。

 具体的に言うと、ヨーロッパの多くの国々はガソリンへの課税を含む『環境税』の税収を年金等『社会保障』の財源に使うという政策を1990年代以降採用している。ドイツでは99年に環境税を導入すると同時にその税収を年金の財源に充て、その分年金保険料を引き下げる(月収の20.3%から19.5%へ)という大胆な政策を行った。

 これは『エコロジー税制改革』と呼ばれている抜本的な税制改革である。その背景には、資源消費やCO2排出に税をかけることで環境悪化にブレーキをかけることにある。そして、福祉の水準を維持し、しかも企業の社会保険料負担を軽減することで雇用改善と国際競争の維持にも寄与するという総合的なものである。

 ドイツだけではなく、スウェーデンやデンマークでも同様の政策を実施しており、OECDの報告書でも最近、肯定的に評価されている。労働生産性から環境効率性という価値感の転換をも意味している。こういった大胆な発想で暫定税率(2.6兆円)を戻す議論も必要なのではないだろうか。
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2008年04月20日

めまぐるしい一日(2008年4月20日)

 気候変動とエネルギー資源の課題、新興経済国の急成長、発展途上地域の人口増加、ファンドをはじめとした投資資金の流入による国際商品価格の値上げ等、地球規模の変化に伴う様々なひずみが重なり合い、食糧危機が世界的問題になろうともしている。

 今日、4月の第3日曜日は、地元原町地域あげての恒例の春祭りである。午前中4つの神社、仏閣を回る。その一つに仙台藩祖伊達政宗候に由来する平田神社がある。仙台市立原町小学校の西隣に鎮座している、神事が終った後の直会では、例年だと “ひさかたの 光のどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ”と百人一首の詩のような風情の中で催されていたが、しかし今年は、もう早いもので桜はすっかり葉桜となっている。春風に花びらが、ひらひらという感じではない。こんなところにも気候変動や温暖化の波が押し寄せているのかと思うと深刻さが一段と増してくる。

 正午過ぎに原町の目抜き通りを、大人神輿(みこし)や子ども神輿など様々な出し物っでパレードが進んでいく。私自身も地元の欅(けやき)組にまざって、すずめ踊りの行列の先頭で、提灯を持たされパレードに参加する。約1.5kmの道のりであるが、沿道から多くの皆さんに「菊地さんポスター貼るよりいい宣伝だね!頑張って・・と。」冷やかし半分のお声をかけて頂く、心温まる声援にありがたいことであると感謝する。心地よい汗をかき良い運動になった。その後、車で登米市に向かい、飼料米の件で意見交換。夜は民主党県連の岡崎トミ子代表らと夕食を囲んでの懇談とめまぐるしい一日だった。
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2008年04月19日

第2子(2008年4月19日)

 ある雑誌を読んでいたら面白い数値が載っていた。「夫の休日の家事、育児時間がゼロ」で第2子が生まれた夫婦の割合は、なななんと・・・・7.5%だそうだ。

 現在日本では、少子化が進行している。少子化イコール非婚化、晩婚化も進んでいることになる。夫婦が産む子供の数の減少や、子どもを産まない夫婦の増加が重大な要因の一つだが、夫婦が二人目の子供を作るか否かは各家庭での家事や育児における夫の貢献の多寡に大きく左右されるとも言われている。

 厚生労働省が、2002年時点で20〜34歳だった全国の男女とその配偶者を対象として毎年継続的に実施されている『21世紀成年者縦断調査』によると、02年の時すでに「子供のいる夫婦」のうち29.4%がその後4年間に第2子が生まれている。

 この第2子が出生した夫婦の割合を「休日の夫の家事・育児時間」別にみると1日当たり4〜6時間で33.8%、同6時間以上では4割を占めるのに対し、「家事・育児時間なし」ではわずか7.5%夫の家事・育児が長いほど子供の生まれる確率は高いという結果になる。

 しかし、調査の結果を見ると、住宅事情や職場の子育て支援制度の有無、妻の雇用形態も第2子以降の出生に影響しているとのことである。やはり総合的な環境整備が必要なことは言うまでもない。
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2008年04月18日

マイナス補正(2008年4月18日)

 サブプライム問題に端を発した世界経済の減速は国際金融に影響を及ぼし、3月半ばには急速な円高をもたらしたことは言うまでもない。政府も景気の踊り場入りからやや減速へと次々に下方修正し発表している。

 2008年度の企業収益の減速はほぼ確実であり、法人税の税収の減収は避けられない。法人税収も1月は、前年比2割減となっている。円高の中で自動車等の輸出産業からの税収も当然減ってくるであろう。歳入見通しも必然的に下方修正されることは間違いないであろう。実態経済が大きく変化してきている。

 3か月前とは状況が激変してしまった。私達の生活環境も厳しくなってきている。08年度予算は昨年末の経済見通しに基づいて作成された。その後に道路特定財源問題や人事で政治が揺れる間に経済実態は大きく変化している。

 07年度の実績見込みがこれだけ変化すれば、資金調達や計画もそれに応じて変えなければならないと思う。民間企業では当たり前のことである。そういった観点からは、08年度に減収となることがほぼ確実視されることから、その分だけ歳出を削減する“マイナスの補正予算”を組む考え方があってもおかしくはないのではないだろうか。

 通常「前年度予算比?%増し、ないし減。」と発表されるが、これを民間並みに、次年度予算は足元を正確に表す「実績見込み比」で表示すべきという考え方に立つことが必要ではないだろうか?きめ細かな制度改革を行い“限られた税収を大事に使う”という大前提に立つことが必要ではないだろうか。
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2008年04月17日

痛感(2008年4月17日)

 福岡県の行政改革の状況を伺った。福岡市役所では『役所の体質を遺伝子レベルから変えよう』と1999年〜2006年までの7年間にわたり、DNA運動という職員の意識改革プログラムと称して取り組んでこられた。現在は、その活動は職員提案制度に名を変えて実践されている。

 窓口サービスの改善や市内の清掃美化、さらには行政コストの削減など多分野で成果があらわれているとのことである。また全国の行政改革のモデルともされてきた。昨年、市職員の飲酒運転により幼児3人の尊い命が奪われた事故がった。その事故により大きくイメージ落とした市は新たな意識改革が改めて求められているそうだ。

 Dは「できるから始めよう」、Nは「納得できる仕事をする」Aは「遊び心を忘れずに」。DNA運動は、こんな語呂合わせの意味を持っているそうだ。

 その結果「日々改善」の気風が根付いたとのことである。例えば、市内では雑草だらけだったゴミの埋め立て場への搬入道路を「少しでもきれいに見せることが大切だ」との職員の発案で休み時間に職員が汗を流し、伐採した竹と捨てられたじゅうたんを敷き、雑草の発芽を抑制し、道路沿いの景観は見違えるほど美しくなったとのこと。

 また、電話のたらいまわしを極力少なくするよう電話対応マニュアルも作られている。“さらなる意識改革”でCO2の削減作戦も展開中だ。しかし、職員の日々の改善だけではなく地方議員の意識改革も必要だと痛感させられた。
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2008年04月16日

人生 行客に似たり(2008年4月16日)

 何十年ぶりに知人が私の事務所を訪ねてこられた。その知人は当時従業員が何千人という日の出の勢いにあった企業のトップであった。しかし、その企業内の派閥争いに敗れて失脚する。その後の様々な苦労話も聞いた。自殺未遂で4日間も昏睡状態の中、生き返られたとのことである。今は、生きていた良かったと思うとも言っておられた。

 “人生 行客に似たり”だよ菊地さん!!
 人生は、歩き続ける旅人のようなものである。両足は一歩も休む暇はない。両足は歩を停めること無だよねぇ・・・・・・。とつくづく語っておられたのが印象に残った。

 人生 行客に似たりをネットで調べたら、詩人(中国)白居易が宮廷で宮仕えをしていた頃の詩のようだ。晩春のある日、彼は小川のほとりを散歩しながら逝く春は、止めようもないが、人生も歩き続ける旅人と一緒であると白居易も言ってる。

 ある時、公道を眺めながら道行く人々に独り思いにふけり「春を送る」という長い詩を作った。その詩の中にあるのがこの一文である。

 最後に事務所を後に帰られる時に「菊地さん、まだまだ眼力があるから希望を持ち続けて下さい。きっといいことがるから」と励まされた。まさに人生 行客に似たりである。
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2008年04月15日

インサイド・アウト(育成)(2008年4月15日)

 政策論議が滞っている。ねじれ現象は選挙を何回か経ても続く可能性がある。しかし、世界の変化はすさまじく早い一刻の停滞も許されない。民主党も譲れるところは譲って突っ張るところは突っ張るように、必要以上のことは大人になるべきではないだろうか。

 仙台市内のある経済人からこう言われた。ガソリンの暫定税率を巡る政治の迷走には正直なにをやってるんだと怒りを覚えると言われた。私達は『25円値下げ』確かに安いにこしたことはないが、値下げだけを求めているのではない。税金が何に使われているのかを明確にしてほしい。行政の無駄遣いをなくしてほしいと願っているんだとも言われた。

 10年間で59兆円を支出する道路整備中期計画を見直し、何に集中的投資していくのか、まっさらな中で絵を描く議論をしてほしいものだ。また、一般財源化は医療福祉などで前向きな話ができるよう、ぜひそうしてほしいと思っている。

 民主党も選挙選で本当に政権を取っていくためには力業で何でも否定するのではなく、もっと大人の対応をして国民の信頼を高めていく、地に足がついた形での対応をすべきと思う。小沢代表もおそらくはそう思っていると思うが・・・・・・。

 物事が進まず決まらない状態が続くと、政界再編というのが現実を帯びてくることになるのではないだろうか。自民党の補完勢力になるような形だけにはなってほしくないと願うが、地域は日毎に力が弱くなってきている感じがする。

 アメリカの2006年中小企業白書に紹介された「エコノミック・ガーデニング」と呼ばれる地域活性化手法が今叫ばれつつある。アウトサイド・イン(誘致)からインサイド・アウト育成へ!「エコノミック・ガーデニング」は言葉が示すとおり、地元の産業を手間隙かけて、美しい庭を作るように成長させていくという手法である。

 具体的には成長意欲のある地場の中小企業に対し公的機関が中心となって市場調査を行ったりして中小企業を育成する考えだ。
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2008年04月14日

結論(2008年4月14日)

 “士は己を知る者の為に死す”

 男性は、自分の値打ちをよく知ってくれる人のためには命を投げ出すし、そういった粋な部分がある。また女性については自分を愛し喜んでくれる人の為に化粧する、と歴史的に言われてきた。人間は自分を正しく評価してくれる人の為には水や火をも辞さないというわけである。この言葉はそう教えている。

 人を心服させるのにはゼニ、カネだけではダメで、真に相手を理解し、その良さを知って待遇してやることが大切である。この詩を読んで少し気持ちがすっきりした。この度の一連の経過の中で熟慮した結果、今回たどり着いた結論は

“次期衆議院選において政権交代の実現を目指す民主党の取り組みに積極的に協力し、一党員としての任務を果たすべく引き続き懸命に汗を流すことが私の使命である”

 と思います。「志」は高く掲げながら「捲土重来」を期し、政治家としてまた一人の人間として地元の為に更なる研鑚を重ねていくことだと決意いました。
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2008年04月13日

新たな視点(2008年4月13日)

 ガソリンの暫定税率の問題で、国会も一段落とはまだまだいかない。そんな中で、石油会社に勤務している妹夫婦から電話があった。トルコにも4年ほど勤務したことのある旦那の話では、産油国に隣接しているトルコではガソリン1リットルの価格がおよそ日本円に換算すると300円とほぼ倍の価格だそうだ。

 日本は米国などと比べるとガソリン税が高いと考えている人が多いが発想の転換が必要だと言うのである。つまり、「ガソリンの価格を2倍にした方が良い国になる」というのである。「どうしてなのだろうか」と問うと、トルコの経済と社会インフラの整備は進展が著しく、かつてバラックのトタン屋根が立ち並んだ場所は今は撤去され、美しいマンションに変わっている。その上、多くの住宅の屋根の上には太陽熱温水器が設置されるなど、町並みは日本より整然として美しく、道路も交通渋滞もない、農村も同様だと言うのである。

 日本でもガソリン価格が2倍になれば道路も混まなくなるはずである。空気がきれいになる。電気自動車が普及する。原子力発電も進む都市の再開発も進む。様々な効果があるのではないでしょうか。

 大量消費型経済の右肩上がりの欲望がガソリン価格を高騰させている原油価格の高騰は産油国と石油資本を富ませているが、石油消費国はガソリン税を上げることで豊になるべきではないか。GDPの右肩上がりの時代は終わった。個人の幸福度を向上すればよいのでは!?なるほど一理あるなぁ
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2008年04月12日

帰り道(2008年4月12日)

 春になると、梅、桃、桜がいっせいに咲き誇るということから土地の名前がついたと言われる福島県三春町に観光行政のあり方について視察に訪れた。しかし、まだこの地域の国の天然記念物である滝桜は開花していない。近年は観光コースにもなり、この滝桜の満開の時には車の渋滞も起きるほどの混雑ぶりだそうだ。この滝桜を活性化のキーワードにしている。

 帰り道、車でニュースを聞いていると2人の女性スポーツ選手の話題である。記者曰くこの2人の女性のインタビューを聞いていると2人は滑ること、走ることを心の底から楽しんでいることが伝わってきますよねと言うのである。確かにそうだなと思いうなずく!
 しかし、記者は練習が大変であってもおくびにもそういったことを表に出さない。あるいは本人達は、大変とは思ってもいないかのようだ、とも言うのである。

 孔子の言葉に“これを知る者はこれを好むものに如かず これを好む者はこれを楽しむ者に如かず・・・・・・・”というのがある。知っているだけの人より、好きになった人の方が優れている。好きになった人より、それを楽しんだ人の方がもっと優れている。という意味です。
 まさにスケートの浅田真央選手やマラソンの高橋尚子選手は孔子の言う「楽しむ者」の境地に達しているのではないだろうかということでした。

 挑戦して行く事に価値があり、その道程にこそ喜びがあり、後悔しない人生を歩んでいけるものだということになるのかなぁと自分自身に言い聞かせながらの帰り道であった。
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2008年04月11日

同工異曲の言葉(2008年4月11日)

 なかなか気持ちの整理をするのは難しい!“怨みに報いるに徳を以てす”怨みは徳をもって報いる。そうなれば怨みをあたえた人も、ついには感激しておとなしくなるという戒めの言葉である。

 非常に含蓄のある言葉であるが、なかなか言葉にして理解はできても実践するのは難しいことでもある。終戦の時、中国大陸では国民政府の蒋介石総統が“以徳報怨”といって、日本の軍や在留邦人に危害を与えるのを禁じたというので日本人は蒋介石に対して悪いイメージはないとされている。逆に感謝の念すら持ったと言われている。だが、その実は強大な日本陸軍の武装解除をスムーズに行うにはこう言わねばならなかったと側近に語っている。

 孔子の『論語』の中にも“直を以て怨みに報い、徳をもって徳に報い”という言葉がある。おそらく蒋介石総統はこの言葉を実践されたのであろうと思われる。同工異曲の言葉だなぁと・・・・・・・思った。
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