2007年10月01日

省事(2007年10月1日)

 またかよ〜〜、食品メーカー人材派遣会社による不祥事が後を絶たない。企業倫理が問われている。来年4月からは上場企業に内部統制の構築が義務づけられるようになる。内部統制が不祥事に効果があると思うかというアンケート調査の結果表を見ると。「非常にある」「ややある」が合わせて73%に上がっている。ただ「モラルを向上させないと、制度だけでは限界がある。」とのご意見も多い。しかし、企業の方々の意見は以下のとおりである。

 ○“百害あって一利なし”とは言わないが、業務量を多くされるだけである。極端な性悪説に立った主張にはうんざりする。

 ○書類作成がまず先にあり、何のために書類を作成するのかといった内部統制の目的や意義が疎かになっていると感じている。

 ○内部統制が確立されても結局のところ、経営陣のモラルがないと“絵に描いた餅”だと思う。

 こういった効果がないという会社員の意見もある。不祥事が続くとその対応策として様々な対策が立案されるが、なかなか効果が出ないことも多い、事務量だけが増えてしまうという反面もある。全てにおいて、そういった現実がある。

 蒙古の英雄チンギスハンの補佐役、耶律楚材(やりつそざい)の座右の銘は「省事」(事を省く)「一利を興すは一害を除くにしかず」であったと言います。歴史に学ぶことも必要だ。
posted by きくちふみひろ at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする