“臣 鞠躬(きくきゅう)して尽力し、死して後己(のちや)まん” 三国誌の英雄の一人、諸葛孔明の有名な『後出師表』の中の一文である。「私は身をかがめて一生懸命に努力を続け、死して後やむの気持ちであります」と孔明は言ったそうだ。
蜀の建興6年(西暦228年)の11月、諸葛孔明は再び魏領に陣を進めるべくその方針を打ち上げた、その出陣の前に、劉備玄徳の息子に当たる第2代蜀の皇帝劉禅に上書して出陣許可を賜った。これが“後出師表”である。
この中で彼は、蜀の国内にはびこっていた対魏宥和論(たいぎゆうわろん)を批判し、今こそ戦うべき時だと主張する。その“後出師表”の最後に記されてある文章が“臣 鞠躬に・・・・・・・”の文
面である。
時に諸葛孔明は、齢(よわい)すでに48歳である。決死の覚悟で出陣する気概が、この文章からよく伝わってくる。地方議会も馴れ合いからの脱却が必要だ、政党や会派間のカルテル化が心配されている。私は、最後まで妥協せずに信念を貫きたいと思う。

