2007年08月02日

論語の中から(2007年8月3日)

 論語の中に“吾日(われひ)にわが身を三省(さんせい)す”という部分がある。私は、日に何度も私自身についていろいろと反省をする。参考がその反省の内容で、こう読む。

 “人の為に謀(はか)りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝うるか”三省の三はたびたびという意味だそうだ。これを三つのことを反省すると解釈する人もいるそうだが、他人への忠実度、友人への信義、知ったかぶりの教育姿勢。これが孔子の反省の3つの規準だったそうだ。

 安倍晋三総理のメルマガで参議院選挙の結果を受けて「私自身進退も含め、いろいろと批判もあります。しかし、改革への流れをここで止めるわけにはいきません。ゼロから出直す気持ちで新しい国づくりに向けた信念を貫いていきたい」と言っているが、何をもって改革と言うのか私には全然わからない。

 美しい国という表現は全く聞かれなくなった。“吾日(われひ)にわが身を三省す”という言葉を送りたい
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介護難民(2007年8月2日)

 コムスンの問題で、実態が明らかにされてきたのが、ホームヘルパー等介護労働者の重労働と賃金体系が見合っていないアンバランスが生じているということである。

 厚生労働省所管の財団法人「介護労働安定センター」が2006年9月〜10月に介護労働者約112,000人と約37,000事業所を対象に実施した調査によると、月収はパートなどを含め、税込みで187,000円。

 従業員のここ一年間の離職率を見ても20.3%で全産業平均を2.8ポイント上回る。低い賃金のもと、志しを持って介護福祉の世界に飛び込んでみたものの、辞めてしまう現実が明らかになってきている。

 これまで通りの訪問看護やデイサービス、訪問入浴介護サービスが受けられるかどうか、高齢者の方々は心配されている。介護難民を出すようなことがあってはならない。国も地方も、円滑な事業の引継ぎが出来るよう、受け皿をきちんと整備する責任がある。

 8月1日から引き受け希望事業者の公募が行われている。さわやか財団理事長である堀田力弁護士を委員長とする有識者5人で構成する第三者委員会の審査を進め、在宅サービスは8月下旬までに、施設サービスは9月上旬までに譲渡先を決めようとしている。

 高齢化社会が進行し、要介護者が増大する中、ヘルパーの確保も含め喫緊の課題は多い。労働条件を含めた介護福祉の施設が必要なのはいうまでもない。
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