作者は持統天皇
“春が過ぎて、夏が来たようだ、白妙の、衣ほしたり、天の香具山”と訳すようだ。
まさに、初夏を思わせるそんな一日である。老人クラブの総会や女性のNPO団体等に顔を出す。人口減少社会の実態が少しづつ見えてきている。そうした中で人口の増減率の状況は大変気になるところでもある。
国勢調査によると宮城県の人口減少率は平成12年から17年までの5年間で0.2%に留まる結果となった。この数値は他県と比較すると、元気な方から19番目、19/47 である。全国的には人口が増えているところも15都府県ある。
東京を筆頭に、神奈川、沖縄、愛知、滋賀と続くが気になるのは、人口の多いあるいは人口密度の高い所ほど増加傾向を示している。
今後、地域格差どころではない大きな二極分化が進む恐れがある。特に東北は全国で減少率が最も高い地方となる。しかし、その中でも宮城県は突出して人口減少率が今のところ低い。仙台都市圏が人口増加を維持しているためである。
人口の減少は地域社会の存在そのものを困難にし、個々人の手で支えられている地域経済を脆弱させる要因となる。この時代の大きな変わり目にあって、その確立には地域づくりに向けた「共創」は極めて重要だ。
自然環境との交わりを持つ豊かな暮らしの場として、地域が培ってきた個性を活かし、市民が誇りとする地域にするには何が必要なのだろうか。

