2006年12月31日

先優後楽(2006年12月31日)

 思い起こせば平成7年の4月に県議会議員として当選させて頂いた。その時に、初代の連合後援会長であった清野幸雄氏から頂いた言葉である。 天下の憂いに先だちて憂え、天下の楽しみに後れて楽しむという意味である。

 心配のタネとなるようなことがあれば世の中の誰も気がつかないうちに心配し、楽しむべきことがあればまず世の中の人々が楽しんでから楽しむ。つまり、個人的な問題よりもまず天下国家や国民のことを優先して考える、という気配りを示せという教訓である。そこに、先優後楽の思想がある。東京ドームで有名な球場、後楽園はここから取った地名である。

 范仲淹(はんちゅうえん)は、北栄時代の政治家兼学者で字を希文といった。 辺境守備司令官の時、侵略してきた西夏王の季元昊(りげんこう)を撃退して功労を立てた。その『岳陽桜記』に記載されている。

 大晦日の今夜、明日の朝にはまた一つ年を重ねる。除夜の鐘を聞きつつこの言葉を噛み締めたい。


 
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