構成される内容はそれぞれに同じであるが登場人物達の中に好みのタイプを探してみる。感情が入り壮大な物語の中に引き込まれて自分自身がその人物になって空想の世界で遊ぶことができる。
マンガ横山光輝氏の『三国志』を読んだ若い時分は僕のスターは諸葛孔明であった。あの神業のような知略と冷静さ、私の性格と反対のような、高潔で緻密な孔明に引かれた。
孔明の次は曹操である。今はどうかそんな思いから、どうしても中国に引かれ、時間があれば西城方面まで足をのばし悠久の歴史に思いを馳せている。
まさに『兵(つわもの)どもが夢の後』である。物語の中での没我の特権を放棄して『三国志』とは何なのか?中国とは如何なる国であるか?何故に共産主義国家になったのか。今の日中関係に三国史的な発想が存在するのか。日本に向けている中国の政治家達の顔に『三国志』の登場人物を重ねて見てみる。
しかし、中国に行って感じるのは日本人の方が『三国志』に詳しい印象である。日本の若い世代はゲームやコミックを通して『三国志』と遊んでいる。歴史に思いを馳せながらあれこれと考えるのも楽しいものだ!そういう意味からすると議会も戦場である。