2008年05月07日

開放と透明性(2008年5月7日)

 大型連休の過ごし方はいかがだったでしょうか。中国の胡錦涛国家主席が中国の国家元首として10年ぶりに来日し、福田康夫首相と会談をした。『戦略的互恵関係』を包括的に推進することで合意され、共同声明が発表された。

 ただ、東シナ海のガス田開発問題や中国製冷凍ギョーザ中毒事件、そしてチベット問題など具体的な懸案は目に見えるような結果には至らなかったようだ。

 3月に全世界で起こったチベット騒乱。その事件以来胡主席が外国を訪れたのは初めてだそうだ。一部には首脳会談を延期した方が良いのではないかと国会の一部には延期論もあったようだったが予定通り会談が行われた。

 首脳会談で胡主席はダライ・ラマ14世の個人代表と中国の高官との接触について説明があったとも伝えられている。私達国際社会が最も強い疑念を抱いているのは人権問題である。一方では北京五輪は平和の祭典ではあるが北朝鮮問題、スーダンのダルスールやミャンマー情勢についても中国の介入が指摘されている。

 いずれにせよ人権問題がアジアには多い。成熟した社会への努力が必要である。8月8日の北京五輪を契機にそう願いたいと思うのは私だけではないだろう。
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2008年05月02日

時の移ろい(2008年5月2日)

 岩切から県民の森を抜け、利府街道の沢乙(さうど)温泉に至る途中に青麻神社がある。1,000年も前から伝わる由諸ある神社で春の例大祭に招かれる。霊厳新たな中で、厳かにとり行われた。なかなかご利益がありそうである。(パン!パン!)

 県民の森の若葉はより一層のあでやかさを増してきている。“四時の序 功の成すものは去る”春夏秋冬とはそれぞれの役目を果たせば交替している。春は春のしごとがすめば夏になり、夏は夏のしごとを終えると秋にその地位を譲る。このように人間も成功すれば後進に道を譲るべきであるともこの詩は教えている。

 午後1時45分頃に青麻神社を後にして、私の政治の恩師である故亀谷博昭先生の政経懇話会の会長をお引き受け頂いていた、菅原萬会長と30分ほど秘書時代の懐かしい話をしながら懇談させていただいた。その話をしながらこの詩を思い出した。“四時の序”とは春夏秋冬の4シーズンが順序良く移り変わることである。

 様々な話の中で菅原会長に不義理もしてきた。自分の行動が自分自身で正しい道だと信じて行動もしてきた。自分自身の利益の為だけではなく、あるいは現状を打破するためには事なかれ主義ではいけないとも思って行動してきた。それをあえて突き進むことが真の勇気につながるとも思っている。会長にようやくご理解も戴いた、政治の世界は難しいが青臭い部分を忘れないでいきたいと思う。
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2008年05月01日

一夜明けて(2008年5月1日)

 今日から早速1リットル当たり160円に復活したガソリンスタンドも出てきた。様々な物の値段の高騰が私達の日常生活を直撃しつつある。私達の生活が圧迫される中で、今こそ政治のしっかりした舵取りが問われるのではないだろうか。

 私自身はガソリンは安い方がいいか、高い方がいいかともし問われれば、それは安い方がいいに決まっている。しかし、同時にトータル的に物事を考えなければならないのが政治の役目である。冷静に見て、ガソリンが高くなったのは、ただ単に暫定税率が上乗せされて高くなった訳ではないということである。

 一番の原因は原油価格の高騰である。日本の石油の大半は、中東地域に依存している。つまり全てアメリカの一声で石油価格も決められてしまうことになっている。

 今、世界最大の産油国はロシアである。また、CO2の削減等の視点からも原子力への安定的供給を考えた場合の戦略的な骨太の議論が伝わってこない。エネルギー資源の確保も重要な課題である。そういった意味での骨太な議論が必要である。

 ガソリンは安くなった方がいいに決まっている。 しかし、2兆6000億円の歳入不足が国・地方自治体に障じる。国、地方の貴重な財源をどう確保するのかきっちりとした議論を必要だ。

 道路特定財源は目的税である。その目的税を一般財源化する方向で話が進んでいるが目的税であるならば役目をおえたら本来廃止をすることが筋ではないだろうか?

 その上で、社会保障・環境問題、そして、地方への予算や財源のあり方を国会で議論して私たち国民の理解を得るべきである。私たちへの負担が増していく中で、まずは無駄をなくし、特権的(国会議員や官僚)意識を俳することが必要だと思う。そして貴重な税の使い道が正しく使われているかどうかの成果をあげることではないだろうか。
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2008年04月30日

復活(2008年4月30日)

 帰宅途中、ガソリンスタンド前は明日からの暫定税率復活前の給油で200〜300mの長蛇の列ができている。ガソリン税の暫定税率を元に戻す改正租税特別措置法が衆議院の本会議で再可決、成立した。

 5月1日出荷分から1リットル当たり約25円の暫定税率が1ヵ月ぶりに復活する。1リットル130円前後のガソリン価格(レギュラー)は原油価格の上昇分を含め、160円前後に上がる見通しとなる。民主党も反対々々だけの審議拒否だけではいずれ世論の批判を招く可能性もある。

 ここは暫定税率が復活した現実を踏まえ、与党との協議で一般財源化した場合の使い道などで政策の成果を出した方が党への信頼を高めることになるのではないだろうかと私は思う。(例えばガソリン税〈蔵出〉をガソリン取引税として地方税へ回す等)

 今地方経済状況は、上場企業でさえ今期の業績が7期ぶりの減益となる可能性が強まっているなど急激な減速傾向が鮮明である。悲鳴に近い嘆きが聞かれる。その上原材料高による物価上昇、私達の消費心理は冷え込む一方である。

 政治の停滞をいつまでも続ける余裕はない。今こそ政局にせず、否応なしに来年9月には衆議院も任期が訪れる。信の国民政党として国民に認知してもらえるようなマニフェスト(政権公約)に本腰を入れるべきではないだろうか。与党の敵失に喜んでいるようなことではなく、本格的な責任政党に今こそ脱却することが必要だ。

 だからこそこの閉塞状況を打破していくためには、国会運営の駆け引きに明け暮れるのではなく、現実的に国民に信用されるような具体の政策で競い合うことが何よりも重要と考える。その際には財源の裏付けをきちんと示す事は欠かせない。
 税制の抜本的改革や年金、後期高齢者医療制度等の社会保険改革を動かすためには民主党がもっと具体案を掲げて政策闘争することが政権奪取に繋がると思うのは私だけでは無いはずだ。
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2008年04月29日

勘違い(2008年4月29日)

 “目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ”残雪は山の青さをひき立てる、緑色に映える木々の合間に桜は少しだけど薄桃色に霞むように残っている、川には新緑が映えて今年の春も見る間に青葉の季節へと過ぎ去ろうとしている。

 今日は「昭和の日」昭和天皇の誕生日でもある。五輪町内会の老人クラブ「寿会」の総会に出席をする。この寿会も年々加入者が減ってきている。しかし、地域のコミュニティとしてぜひ皆さんで存続してほしいと祝辞を申し上げてきた。

 午後からは陽気に誘われて久しぶりに梅田川の堤防を30分ほどジョギングする。この陽気に誘われてか私だけではなく、多くの人たちが犬を連れて散歩・夫婦でのウォーキング子供自転車で仲よくサイクリングする親子等。川の流れもいっそうサラサラと・・・・・感じる。

 岸にはスミレや菜の花が咲き乱れ、ひばりの鳴き声も一際大きく感じる。生命のまさに息吹を感じながらの30分は爽快そのものであった。しかし、毎日のジョギングのせいか左足のふくらはぎあたりに違和感を覚える、走りすぎかな?。

 「緑の日」は国民の祝日であるが2007年より5月4日になっている。1989年から2006年までは4月29日であった。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自然にしたしむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」こととされている。

 皆さん今日は「昭和の日」であることをご存じだったであろうか? 私はつい「みどりの日」とばかり思っていた、2005年祝日法改正により、昨年以降は「みどりの日」を5月4日に移動し、4月29日を「昭和の日」とすることになったのである。恥ずかしいが大いに勘違いをしてしまった。
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2008年04月28日

39%(2008年4月28日)

 医療分野のシンクタンクである日本医療政策機構(NPO法人)が、今年1月に全国の20歳以上の男女を対象として実施した調査によると、費用がかかるために医療を受けなかったことがある人の割合は何と39%に上がると言うのである。

 過去1年間に「具合が悪いところがあるのに、費用がかかると言う理由で医療機関に行かなかったことがある」と答えた人は31%もいる。同じ理由で「薬を処方してもらわなかった」という人も12%もいた。

 収入との関係の資料にも目を通すと、収入と保有資産の多寡によって3つの階層に分けられるそうだ。高所得・高資産層(年間世帯収入800万以上、かつ純金融資産2000万以上)で「医療機関に行かなかった方」は18%で、「薬を処方してもらわなかった」のは2%にとどまるのに対し、低所得者・低資産層(年間世帯収入・純金融資産とも300万未満)ではそれぞれ39%と16%を占めている。

 医療サービスは、所得の動向に応じて増減をさせにくい支出項目のひとつとされる。しかし、現実には経済的な事情に非常に左右されやすい。低所得層を中心に重い負担となっている。

 医療サービスにも少なからず格差が、生じていることがこの数値からも理解できる。総務省の「家計調査」を見ると、保健医療への支出額を世帯(2人以上)の収入別に見ると、最も収入の少ない年間収入350万円以下の方と最も収入の多い年間869万以上の格差は07年の速報値で2.57倍となっている。格差が様々な分野で顕著になってきている。
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2008年04月27日

大型連休(2008年4月27日)

 福田政権の初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙で、民主党前職の平岡秀夫氏が勝利した。“内閣支持率の低迷の福田首相にとっては手痛い打撃で求心力の低下は避けられない”“後半国会で民主党が対決姿勢を強めるのは必至だ”補選敗北がきっかけとなり、政局が激動する可能性があると報じている。

 「票差は2万を超す」と書かれているが、私から言うとこの大逆風の中で20,000票しか差が拡がらなかったか!相手は新人、こちらは前職である改めて自民党の底力、組織力に驚いている。やはり与党の力なのであろう。投票率は69%で2005年前回の衆院選に比べて3.4%下回ったようだ。

 民主党はガソリン税の暫定税率の復活阻止とともに後期高齢者医療制度を争点化にした。それが功を奏したのであろうと思う。

 しかし、自民党の底力をなめてはいけない。50年以上も政権を担い続けてきた政党である、単純に次期総選挙で勝つことはそう簡単ではないことを肝に銘じなければならない。“勝って兜の緒をしめろ”である。

 昨日からゴールデンウィークが始まった。カレンダー通りに出社する方、11連休という方もおられる。今年はこうした日並びの悪さも手伝い、旅行者は国内、海外ともに昨年を下回るだろうとの予想がされている。

 日並びの悪さだけではなく、庶民の懐の具合ではないだろうかと私は思う。観光産業、観光産業と行政はもてはやしているが景気が好くての話である。ディスティネーションキャンペーンが気になる
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2008年04月26日

聖火リレー(2008年4月26日)

 オリンピックの聖火とは本来平和と友愛の象徴であるが、この度五輪聖火は台風のような感じがするのは私だけだろうか。聖火を守るために警備の壁が築かれ、危険地域は立ち入り禁止、警戒本部まで設置された。

 長野ではワクワクするというよりは、ピリピリとした空気が漂っている。果たして走者はどういう気持ちなのだろうか?爽快な気分という風にはならないであろう。

 ニュースを観ていると案の定、聖火ランナーたちへ卵が投げつけられた。また、乱入しようとする男。ペットボトルも投げ込まれた。沿道には中国国旗とチベットの旗で埋め尽くされ、平和の祭典であるはずのイベントはまさに「市民不在」の中で進んだ。

 「こんな聖火リレーは112年の五輪の歴史の中で初めてだろう」とは解説者の話である。当初出発地となるはずだった善光寺では、辞退を決めるまで僧侶の激論が交わされたようだ。仏教徒としてチベット問題で何を語るべきなのか「憂慮する」と記者会見で語っておられた。「フリーチベット」(チベットに自由を)「ワンチャイナ」(中国はひとつ)こんな政治的なことに利用されて良いのだろうか?不快でならないのは私だけではないようだ。

 午後からは野鳥の会の総会に出席をし、自然環境問題で出席者の皆さんと懇談し、日頃家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてる『永井洋史・雅子』夫妻『杤本亮・香織』夫妻の結婚式に、はしごをする。若い2カップルとも誠にお似合いの二人であった。新婦の初々しさはともかく、明るい未来に接している感じである。両夫妻に幸多かれと祈念申し上げる。
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2008年04月25日

再可決でどうなる(2008年4月25日)

 ガソリン税(揮発油)の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案の「みなし否決」が事実上確定した。日曜日の衆議員山口2区補欠選挙の勝敗は関係なく、法案が30日に衆議院で再可決することが与党の国対委員長より発表された。

 30日に再可決された場合には、
 ○ガソリン税が1リットル当たり53.8円引き上げられる。
1リットル=160円程度(4月1日以降現行28.7円)

 ○軽油引取税が1リットル当たり32.1円に引き上げられる。
1リットル=135円程度(4月1日以降現行15円)

 ○自動車取得税が購入価格の5%に引き上げられる。
(現行は3%)

 ○国・地方の税収欠陥は1,800億円(1月分)

 万が一、再可決が先送りされた場合は
・ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税は関係の法案が成立するまで現状維持される。
・5月1日に自動車重量税の暫定税率が失効する、1トン台前半の自家用乗用車で2年間の車検費用が22,800円安くなる。
・自動車重量税暫定税率分の税収が失われ、国地方の税収欠陥が1日当たり約75億円(現状は60億円)に膨らむ計算になる。

 ちなみに自動車重量税を説明すると道路整備や公害健康被害の補償に充てることを目的に1971年に創設された。そして、74年に暫定税率が導入される。車検の際に自動車の所有者が負担する仕組みだ。自家用普通車の税率は年間で車両重量0.5トン当たり6,300円でこのうち本来の税率は2,500円で、3,800円の暫定税率が上乗せされている。

 暫定税率の導入時期が第一次オイルショックと重なったことから、企業活動への悪影響を抑えるため営業用車両の暫定税率は年間で総重量1トン当たり300円優遇されている。しかし、現状は営業用車両の認可を受けるには事務手続きが非常に煩雑で、地元の小さな企業では自家用車を営業用として使用しているケースの方が多いようだ。
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2008年04月24日

東京での一日(2008年4月24日)

 東京でまちづくり三法の件で、経済産業省の友人と会い、レクチャーを受ける。その後、新党大地の鈴木宗男先生の叱咤激励する会に出席する。野中広務元自民党幹事長の挨拶、国民新党の亀井静香代表代行、自民党の伊吹文明幹事長。民主党の鳩山由起夫幹事長挨拶。そして世話人代表でシンガーソングライターの松山千春さんとそうそうたる顔ぶれの挨拶が続く、与野党の幹事長の挨拶が聞けると言うのも珍しい。

 与野党6党は23日、道路特定財源に関し2日目の協議会が開催されたようだが、具体的中身の議論とならず、決裂したようである。野党側は与党が再可決方針を決めたことに反発してのようである。今、山口2区の補欠選挙が終盤戦に入り、27日の結果を受けて野党も協議に乗るか乗らないかという状況のようだ。いずれにしろ来週から様々な国会の動きが出てくるとのことである。それぞれの来賓の話を聞いているとそういった感じである。

 しかし、それにしてもお互いに大人の対応が必要ではないだろうか。民主主義の大原則は“議論に議論を重ねてそこで得た一定の結論にはお互いに責任を持つ”ということを忘れてはいけないのではないだろうか?庶民の生活を考えると真摯に話し合いをすることが大事だと私は思う。

 民主主義は折合いを付け、どこかで妥協しないといけない仕組みになっている。制度的に考えても国権の最高機関たる国会に所属する立場の方にはぜひそう考えて行動して頂きたい。末端の私達国民が一番困惑していることを是非一番に考えてほしい。

 「努力した人が報われると言われるが報われない人の方が圧倒的に多いことを忘れないでほしい。努力する姿勢こそが大事なことであって努力を積んでいくことに価値がある」という千春氏の言葉が胸に響いた。鳩山幹事長から「力になれず残念で申し訳ない」と言われた。「そんなことはありません。まだまだ志は変わりませんから」「そうですね、次のチャンスをつかんでください」そんなありがたい会話もさせて頂いた。今日は実りの多い一日であった。

 それにしても、鈴木宗男先生は頑張っているなぁ。本当の政治家だなぁと改めて交友の広さと多くの方々に支えられている姿を目の当たりそう感動した。
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